逆指値注文とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
損切りを手動でやってた時期がある。
「ここまで来たら切ろう」と決めてたのに、実際にその価格になると「もどってくるかも」って手が動かない。
それで何度も傷口を広げた。
逆指値注文を使い始めてから、その問題が消えた。
感情が介入する前に機械が切ってくれる。
意味・読み方
読み方:ぎゃくさしねちゅうもん
簡単に言うと:「この価格に達したら成行で売買する」という注文方法。
主に損切りに使う。
もう少し詳しく:逆指値注文(ストップ注文)は、現在価格から離れた特定の価格に達したときに自動的に成行注文を出す注文方法だ。
「逆」とついているのは、通常の指値注文(今より有利な価格で約定させる)とは逆に、不利な価格でも強制的に執行させるという性質から来ている。
損切りラインのSL(ストップロス)に最もよく使われるが、ブレイクアウトエントリーの「現在価格より高い価格になったら買い」としても使われる。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| ストップ注文 | 英語のStop Orderから |
| Stop | MT4/MT5での表記でも使われる |
| SL(ストップロス) | 損切り目的で使う逆指値注文 |
| Buy Stop / Sell Stop | ブレイクアウトエントリーで使う逆指値注文の形 |
指値注文との違い
| 注文タイプ | 約定する条件 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 指値注文 | 現在より有利な価格に達したとき | 押し目買い・戻り売り |
| 逆指値注文 | 現在より不利な価格に達したとき | 損切り・ブレイクアウトエントリー |
使い方①:損切り(SL)として
ロングポジションを持っている場合、エントリー価格より下に逆指値を置く。
例えば155.000で買いを入れたなら、154.700に逆指値を置けば、30pipsの損失で自動的に損切りされる。
重要:成行注文が出るのは「逆指値の価格に達したとき」だが、約定は成行なので実際の約定価格は逆指値の水準と異なることがある(スリッページ)。
特にガラやフラッシュクラッシュ時はSLをスキップして大きく離れた価格で約定することがある。
使い方②:ブレイクアウトエントリーとして
「レジスタンスの上を明確に上抜けたら買い」を自動化するのにも使える。
現在価格より高い位置に「Buy Stop」を置くと、そのラインを超えた瞬間に自動で成行買い注文が入る。
よくある誤解・勘違い
「逆指値を置いたから必ずその価格で切れる」と思ってた。
成行注文なので、相場が急落したときには逆指値の価格をスキップして(飛ばして)さらに不利な価格で約定することがある。
特に指標発表時やガラの場面では、30pipsのSLのつもりが50〜80pips離れた価格で約定することもある。
これはスリッページで、逆指値の「弱点」として知っておく必要がある。
SLは「保険」であって「保証」ではない。


