ハーモニックパターンとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
見たことある、あのアルファベットが並んだジグザグの形。
XABCDって何だろうと思ったことない? それがハーモニックの入口。
意味・読み方
読み方: ハーモニックパターン
簡単に言うと:
フィボナッチ比率を使って価格の折り返しポイントを特定し、反転を予測するチャートパターンの総称のこと。
もう少し詳しく:
ハーモニックパターンとは、X・A・B・C・D という5点(または一部4点)の折り返しポイントが特定のフィボナッチ比率に従うことを条件にした、逆張り系チャートパターンの総称。
H・M・ガートレーが原型を考案し、スコット・カーニーが体系化・拡張した。
ガートレー・バット・クラブ・サイファー・バタフライなど複数のパターンがあり、それぞれフィボナッチ比率の条件が異なる。
D点を「潜在的反転ゾーン(PRZ)」として逆張りエントリーの根拠に使う。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| フィボを使ったパターン | 機能の本質を表した表現 |
| XABCD パターン | 構成点の名称から来た呼び方 |
| ハーモニック | 短縮形。会話ではこちらが多い |
主なパターンの比較
| パターン | D点の条件(XAに対して) | 特徴 |
|---|---|---|
| ガートレー | XAの0.786 | 最も古典的。カーニー以前から存在 |
| バット | XAの0.886 | D点が深め。高精度とされる |
| クラブ | XAの1.618 | 最もD点が深い。AB区間が浅い |
| バタフライ | XAの1.272または1.618 | XAの外側にD点が来る拡張型 |
| サイファー | XAの0.786 | CD区間が特徴的 |
ハーモニックの基本構造
X:パターンの起点
A:最初の折り返し
B:XAに対するリトレース(戻り)
C:ABに対するリトレースまたはエクステンション
D:最終到達点。
PRZ(潜在的反転ゾーン)として逆張りエントリーの根拠になる
実践での使い方
PRZへのエントリー
D点がPRZに入ったら、価格の反転サイン(ローソク足パターン・モメンタムの変化など)を確認してエントリー。
損切りはPRZの外側(ブル型なら直近安値の下)に設定する。
フィボナッチ比率の厳密な確認
各折り返しポイントがフィボナッチ条件を満たしているかを自分で確認するか、自動認識ツールを使う。
比率が合わないパターンはハーモニックとして扱わない。
よくある誤解・勘違い
「形がそれっぽければハーモニックとして使える」
最初にありがちな誤解で、自分も通った道。
ハーモニックはフィボナッチ比率が厳密に揃っていることが前提で、「なんとなくジグザグしてる」では成立しない。
また「PRZに入ったら必ず反転する」というのも誤解。
PRZは反転の可能性が高い場所であって、ブレイクすることもある。
特にトレンドが強い局面ではPRZを突き抜けることがある。
「比率が揃っている」という条件と「反転サインの確認」の両方が揃ってから入るというプロセスを守ることが、ハーモニックを使いこなす基本だと思っている。
関連用語
- フィボナッチリトレースメント ― ハーモニックの比率計算の基礎
- ガートレー ― ハーモニックパターンの代表格


