ハイイールド債とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「ジャンク債」という別名の方が、リスクの実態を直接的に伝えている気がする。
高い利回りにはちゃんとした理由がある。
意味・読み方
読み方: ハイイールドさい
簡単に言うと:
信用格付けが低い(返済リスクが高い)代わりに、高い利回りを提供する債券のこと。
もう少し詳しく:
ハイイールド債(High Yield Bond)とは、格付け機関(S&P・ムーディーズ等)によるクレジット格付けが投資適格(BBB/Baa以上)を下回る「投機的格付け」の発行体が発行する債券。
利回りが高い理由はデフォルトリスク(信用リスク)が大きいため。
「ジャンク債(Junk Bond)」とも呼ばれる。
機関投資家のリスク許容度の変化を測るバロメーターとして、FXトレーダーが「リスクオン/リスクオフ」の状態を判断する際の間接指標として参照することがある。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| High Yield Bond | 英語表記 |
| ジャンク債 | 口語的な別名。格付けが「ゴミ」レベルということから |
| 投機的格付け債 | より正式な表現 |
| HY債 | 略称 |
格付けとハイイールド債の境界
| 格付け(S&P) | 格付け(ムーディーズ) | 区分 |
|---|---|---|
| AAA〜BBB- | Aaa〜Baa3 | 投資適格債 |
| BB+以下 | Ba1以下 | ハイイールド債(投機的格付け) |
FXとの関係
ハイイールド債のスプレッド(国債との利回り差)はリスク許容度を示す指標として機能する。
スプレッド縮小(ハイイールド債が買われる)
→ 市場参加者がリスクを許容している状態。
リスクオンの環境。
株高・高金利通貨(豪ドル・NZドル等)買いと連動しやすい。
スプレッド拡大(ハイイールド債が売られる)
→ 信用リスクへの警戒が高まっている状態。
リスクオフの環境。
円高・ドル高の動きと連動しやすい。
ハイイールド債スプレッドの急拡大は、金融市場のストレスのサインとして先行指標的に機能することがある。
関連用語
- 国債利回り ― ハイイールド債との比較に使うベース利回り
- リスクオン ― ハイイールド債が買われるリスク許容の状態


