ナンピンとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
人間とは2種類に分けられる。
損切りできる人と、ナンピンする人だ!
意味・読み方
読み方: ナンピン(難平)
簡単に言うと:
含み損が出たポジションに対して、同じ方向で追加エントリーして平均取得単価を下げる手法。
もう少し詳しく:
たとえば1ドル=150円でドルを買ったが、その後148円まで下落してしまった場合。
148円でもう一度買い増しすると、平均単価は149円になる。
149円まで戻れば損益ゼロになる計算だ。
ただし相場は感情を考慮してくれない。
さらに下落した場合は損失が2倍のスピードで膨らむ。
「現実から目をそらして無理やりコストを下げようとする行為」と言われることが多い。
計画的なナンピンはめちゃくちゃ優秀な戦略になる。
これはまんま分割エントリーだ。
ただし9割のナンピンは、含み損から目を背けるために行われている。
別名・類似語・略称
混同注意:
– 塩漬け → ナンピンせずにひたすら保有し続けること。
行動しない版
– ピラミッディング → 含み益が出ているポジションへの追加。
ナンピンとは逆の発想
どんなときに使う?
1. SNSでの報告
「ドル円でナンピンしながらホールド中」という投稿はFX系SNSでよく見かける。
返信で「気をつけて」と言われがちなやつだ。
2. EA・ツールの設定
「ナンピンEA」「ナンピン設定」という言葉が出てきたら、自動で追加エントリーする仕組みを指す。
バックテストの数字が綺麗に見えるが、リアル口座では一度の大きな相場の動きで一撃で資金が吹っ飛ぶと思っておこう。
もし友達が薦めてきたら、この記事を紹介してね。
3. 手法の議論
「ナンピンはアリかナシか」は永遠に終わらないFX論争のひとつ。資金管理をきちんと設計すればリスク管理の一手法として非常に優秀だが、「なんとなくナンピン」は資産破壊への入口になりやすい。
よくある誤解・勘違い
「ナンピンは禁じ手」ではない——ただし「どこで撤退するか」が先に決まっていることが前提だ
計画のないナンピンは手法ではなく、願望だ。
「戻るはず」という感情が判断の根拠になっている時点で、それは資金管理ではなくギャンブルになっている。
「平均単価が下がった=リスクが下がった」は誤りだ
平均単価が下がると損益分岐点が近くなる感覚があるが、ポジションは増えているので含み損の総量は増大している。
「取得単価を下げた」と「リスクを下げた」は別物だ。
ナンピンあるある
「もう1回だけ」と思った。
また下がった。
「もう1回だけ」と思った。
また下がった。
ロスカットされた瞬間に昇竜拳をかました。
相場は上がったが、私の資金とメンタルは下がった。

