「あの価格まで下がってきたら したい、でも一日中チャートを見続けられない」——そういう場面を助けてくれるのが有効期限付き注文だ。
意味・読み方
読み方:ゆうこうきげんつきちゅうもん
簡単に言うと:
「何日(何時間)以内に約定しなければキャンセル」という期限を設けた注文のこと。
もう少し詳しく:
通常の指値注文や逆指値注文は「約定するまでずっと有効」だが、有効期限付き注文は期限を設定できる。
大きく分けて2種類あり、「GTC(Good Till Cancelled)」は自分でキャンセルするまで有効で、「GTD(Good Till Date)」は指定した日時まで有効。
期限が来ても約定しなければ自動的に失効する。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| GTC注文 | Good Till Cancelled。キャンセルまで有効 |
| GTD注文 | Good Till Date。指定日時まで有効 |
| 期間指定注文 | 日本語での言い換え |
| DAY注文 | その日限りで失効する最短版 |
GTCとGTDの使い分け
GTCを使うとき
「あの価格になれば買いたい」という確固たる根拠があるが、いつ到達するかは読めない場面。
自分でキャンセルするまで有効なので、数週間単位の待ち伏せにも使える。
ただし市場の状況が変わっているのに注文が生き残っていて、意図しないタイミングで約定してしまうリスクに注意。
GTDを使うとき
「今週の経済指標発表前までに約定しなければ、そのトレード自体をやめる」という判断がある場面。
タイムリミット戦略に向いている。
よくある誤解・勘違い
GTCで数週間前に入れた指値注文のことを完全に忘れていて、予想外のタイミングで約定していた。
気づいたときには含み損がかなり膨らんでいた。
有効期限付き注文は「セット&フォーゲット(設定して放置)」に見えるが、放置しすぎると市場環境が変わっているのに古い根拠のまま注文が動いてしまう。
定期的に未約定の注文を見直すことが必要だと学んだ。
関連用語
-
指値注文(ペンディングオーダー)


