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お祈りトレードとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

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お祈りトレードとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

「どうか戻ってきてくれ」——チャートに向かって声に出たことが、一度はあるんじゃないか。

あれがお祈りトレードで、その時点でもうトレードじゃなくて「運任せ」になってる。

根拠もなく、ただ戻ることを祈るだけの状態。

笑い話にできるのは、そのポジションを切ってからだ。

意味・読み方

読み方:おいのりとれーど

簡単に言うと:損切りできずに「戻ってきてくれ」と祈りながらポジションを持ち続けること。

もう少し詳しく:お祈りトレードとは、含み損が膨らんでいるポジションを損切りできず、「いつか戻るはずだ」「もう少し待てば」という希望的観測でポジションを保有し続ける状態を指すFXスラングだ。

明確な根拠も出口戦略もなく、ただ価格が戻ることを「祈る」しかない状態から来ている。

塩漬けポジションの典型的な前段階であり、放置すると爆損・ロスカットに至ることが多い。

別名・類似語・略称

表現 補足
塩漬け放置 お祈りトレードが長期化した状態
願望トレード 同じ状態を別の言葉で表現
ホールドアンドプレイ 英語圏のトレーダーが使うことがある

お祈りトレードになるパターン

損切りラインを設定しなかった:最初からSLを置かずにポジションを持ち、逆行したときに「まあ戻るやろ」の状態に入る。

SLを動かした:「あと10pipsだけ余裕を持たせよう」とSLを広げているうちに、どんどん遠ざかる。

含み損が大きくなりすぎた:「ここで切ったら確定損になる」という心理で、損失を確定させることへの恐怖から持ち続ける。

ナンピンで悪化:「ここでさらに買えば平均取得価格が下がる」とナンピンを繰り返し、ポジションが膨らんで身動きが取れなくなる。

お祈りトレードの末路

お祈りを続けた結果は大きく2つだ。

「奇跡的に戻って事なきを得る」か「そのままロスカットされる(または耐えきれず大損で決済)」か。

前者の場合、「祈れば助かった」という誤った学習をしてしまうのが最も危険なパターンだ。

よくある誤解・勘違い

「あのとき祈り続けてよかった。

戻ってきたから」

これが一番ヤバい。

戻ったケースを記憶して「お祈りは有効だ」と学習してしまう。

でも実際には、戻らずにロスカットになったケースの方が多かったりする。

人間は成功体験の方が印象に残るため、「耐えたら助かった」という記憶が「常に耐えればいい」という誤ったルールを作る。

自分も美容師として朝から仕事中にポジションを確認できない状態のまま、大きな含み損を抱えて1日を過ごした経験がある。

仕事しながら頭の中はチャートのことで、それが続いたことで「SLは必ず置く」という習慣の重要性を身体で理解した。

関連用語

  • 塩漬け:お祈りトレードが長期化してポジションが放置される状態
  • 含み損:保有中のポジションの評価損
  • 爆損:お祈りトレードの最悪の結末。大きな損失で決済される状態