含み損とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
ポジションを持った瞬間から、トレーダーはこの数字と向き合うことになる。
口座を開いて最初に覚える言葉のひとつ、それが含み損だ。
意味・読み方
読み方: フクミソン
簡単に言うと:
保有中のポジションが、現在のレートで決済したら損になる状態。
まだ確定していない損失。
もう少し詳しく:
たとえば1ドル=150円でドル円を買い、現在のレートが148円の場合、2円分の含み損が発生している。
ポジションを持ったままである限り、この損は「まだ確定していない」扱いになる。
決済して初めて確定損になる——という建前だが、含み損が膨らんでいる間の精神的ダメージは十分すぎるほど現実だ。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 評価損(ひょうかそん) | 正式な会計用語に近い表現。業者の口座画面でも使われることがある |
| 浮き損(うきそん) | やや古い言い方 |
| 含み益 | 逆の状態。ポジションがプラスになっているとき |
混同注意:
– 確定損 → 決済して実際に出た損失。
含み損とは違い、もう取り戻せない
どんな場面で出てくる?
1. 口座画面を見るとき
MT4・MT5などのプラットフォームでは「損益」「評価損益」の列にリアルタイムで表示される。エントリー直後からじわじわ動くこの数字を、何度も確認してしまうのがトレーダーの習性だ。
2. SNSでの報告
「含み損〇万円で塩漬け中」「今週は含み損解消できた」といった文脈でよく使われる。
含み損の金額を正直に報告するアカウントは、なぜかSNSで妙な親近感を持たれる傾向がある。
含み損が出たときにナンピンするか塩漬けにするか損切りするかで、トレードスタイルの根幹が分かれる。
よくある誤解・勘違い
「含み損は損じゃない」は本当か?
「決済しなければ損じゃない」という考え方は、気持ちとしては理解できる。
ただし証拠金維持率は含み損を反映してリアルタイムで下がる。
「含み損は損じゃない」と言いながらロスカットされた人は世界中に無数にいる。
含み損と向き合ってきて気づいたこと
チャートを閉じた。
見なければ現実から逃げられると思っていた。
口座画面を開いたら含み損はさらに膨らんでいた。
ナンピンして平均取得単価を下げた。
「実質まだ大丈夫」と思い込んだ。
その後「スワップをもらいながら待つ」という新しい理由を発明した。
戻ってきた。
「やっと」と思って手仕舞った。
その後さらに動いていくのを眺めた。


