リミットオーダーとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「今すぐ買いたいわけじゃないけど、もう少し下がったら買いたい」——その注文方法がリミットオーダー(指値注文)だ。
チャートから目を離しても、価格が自分の設定したラインに来たら自動で約定してくれる。
これを使いこなせるかどうかで、仕事しながらトレードできるかどうかが変わってくる。
意味・読み方
読み方:りみっとおーだー
簡単に言うと:「この価格以下になったら買い」「この価格以上になったら売り」と事前に指定する注文方法のこと。
もう少し詳しく:リミットオーダー(Limit Order / 指値注文)は、現在価格より有利な価格にあらかじめ注文を置いておく注文方法だ。
買い注文なら現在より低い価格、売り注文なら現在より高い価格を指定する。
指定した価格に相場が届いたときのみ約定し、届かなければ約定しない。
成行注文と違って、「この価格以上は払いたくない(または以下では売りたくない)」という意思を持った注文だ。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 指値注文 | 日本語での一般的な呼び方 |
| Limit Order | 英語表記。MT4/MT5でも使われる |
| Buy Limit / Sell Limit | MT4/MT5での注文タイプの名称 |
| 指値 | 省略形 |
成行注文・逆指値との比較
| 注文タイプ | 約定する条件 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 成行注文 | 今すぐ現在価格で | 即座のエントリー・決済 |
| 指値注文(Limit) | 現在より有利な価格に達したとき | 押し目買い・戻り売り |
| 逆指値注文(Stop) | 現在より不利な価格に達したとき | 損切り・ブレイクアウトエントリー |
使い方の例
押し目買いに使う:ドル円が155.000にいて「154.700まで下がったら買いたい」→ 154.700にBuy Limitを設置。
戻り売りに使う:ユーロドルが下降トレンドで1.0800にいて「1.0850まで戻ったら売りたい」→ 1.0850にSell Limitを設置。
サポート・レジスタンスでの待ち伏せ:重要な水平線や移動平均線の付近に先置きしておくことで、チャートを常に見ていなくてもそのゾーンで自動エントリーできる。
指値が約定しないケース
指値は指定した価格に達しなければ約定しない。
「あと少しで届いたのに戻った」という場面では、機会損失として受け入れるしかない。
「届かなかったら入らなくてよかった」と考えることもできるが、頻繁にすり抜けるなら指値の置き方を見直す必要がある。
よくある誤解・勘違い
「指値注文は有利に約定できる」と思って、成行よりスリッページがないと安心してた。
指値は確かにスリッページがない(指定価格以下での買い、以上での売りしか約定しない)が、「約定しない」というリスクがある。
相場が急騰して指値の価格を一気に飛び越えた場合、指値はスキップされる。
また、指値を置いたまま価格が大きく動いた後に約定すると、相場環境がすでに変わっていることがある。
「置きっぱなし」で気づかないうちに想定外の状況で約定したことがあった。
関連用語
- 指値注文:リミットオーダーの日本語名称。詳細な解説
- 成行注文:今すぐ約定させる注文。リミットオーダーの対概念


