ラリー・ウィリアムズとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
1年間で1万ドルを110万ドルにした男がいる。
実話だ。
しかもそれを娘に教えて、娘も同じ大会で優勝した。
伝説というより、もはや異次元の話だが——それがラリー・ウィリアムズだ。
意味・読み方
読み方:らりー・うぃりあむず
英語表記: Larry Williams
肩書き: 先物・商品トレーダー、テクニカル分析家、%R指標の開発者
略歴
ラリー・ウィリアムズは1942年生まれのアメリカ人トレーダー。
ジャーナリストとして社会人キャリアをスタートさせながら、1960年代から株式・商品先物のトレードを始めた。
最も知られる実績は1987年の「ロビンズ・カップ(先物トレード世界選手権)」での優勝。
参加資金1万ドルを1年間で約114万ドルに増やした記録的なパフォーマンスを叩き出し、世界中のトレーダーにその名が知れ渡った。
さらに驚くべきことに、1997年には娘のミシェル・ウィリアムズも同大会で優勝している。
父の手法を受け継いだ娘の勝利は、「ラリーの理論は再現性がある」という証明として語り継がれている。
主な貢献と開発指標
ウィリアムズ%R(Williams %R)
ラリー・ウィリアムズが開発したモメンタム系オシレーター指標。
一定期間の高値・安値に対して現在価格がどの位置にあるかを示す。
RSIと似た発想を持つが、計算の方向が逆で、0〜-100のスケールで表示される。
COTレポートの活用
ラリーはCFTC(米商品先物取引委員会)が公開するCOTレポート(Commitments of Traders)を独自に分析し、機関投資家のポジション動向から相場の転換点を読む手法を体系化した。
商業筋(ヘッジャー)と大口投機筋のポジションの逆張りという発想は、現在でも多くのトレーダーに引き継がれている。
先物市場への長期的な貢献
多数の書籍を執筆し、「Long-Term Secrets to Short-Term Trading」は特に世界的なベストセラーとなった。
講演・セミナー活動も活発で、現在も市場の現役として活動を続けている。
ラリーが伝えてきたこと
ラリーの哲学は一貫して「相場には繰り返しのパターンがある」というものだ。
季節性(シーズナリティ)に基づく商品市場の傾向分析、大口の動きを追うCOTの活用、そしてシンプルなエントリーとエグジットのルール化——これらは現代のトレーダーが当然のように使うアプローチの源流のひとつになっている。
関連用語
- ウィリアムズ%R
- COTレポート
- 先物(フューチャーズ)


