ウィリアムズ%Rとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
RSIやストキャスとはスケールが逆転しているインジを初めて見たとき少し混乱した。
ウィリアムズ%Rは0が「最も買われている状態」で、−100が「最も売られている状態」という逆の目盛りを持つ。
慣れると「−80以下が過売り圏」という感覚が自然になるけど、最初は「マイナスが良い状態って何?」ってなりやすい。
意味・読み方
読み方:うぃりあむずぱーせんとあーる
簡単に言うと:現在価格がN期間の高値・安値の範囲のどの位置にいるかを−100〜0の範囲で示す指標。
過買い・過売りの判断に使う。
もう少し詳しく:ウィリアムズ%R(Williams %R)は、ラリー・ウィリアムズが開発したモメンタム系のオシレーターで、N期間(通常14期間)の最高値と最安値を基準に、現在の終値がその範囲内のどの位置にあるかを−100から0の数値で示す。
0に近いほど高値付近(過買い圏)、−100に近いほど安値付近(過売り圏)にいることを示す。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Williams %R | 英語表記 |
| %R | 省略形 |
| ウィリアムズパーセントR | 日本語読みそのまま |
計算式
| 要素 | 計算内容 |
|---|---|
| Williams %R | (N期間の最高値 − 終値)÷(N期間の最高値 − N期間の最安値)× (−100) |
結果は必ず−100〜0の範囲になる。
なぜスケールが逆(マイナス)なのか
設計上、「0=現在価格がN期間の最高値と同じ(完全に上にいる)」「−100=最安値と同じ(完全に下にいる)」という構造になっている。
ラリー・ウィリアムズは「強さ(力)を表すときに、最高値に近いほど強い=0に近い」という感覚で設計した。
一般的なオシレーターが「高いほど過買い」なのと逆方向だが、情報の内容は同じだ。
ストキャスティクスとの関係
ストキャスティクスの%Kは以下のように計算される:
%K = (終値 − N期間の最安値)÷(N期間の最高値 − 最安値)× 100
Williams %Rは計算が「逆」で、スケールも逆向きになっている。
実質的にはストキャスティクス%Kを逆スケールにしたものと考えると理解しやすい。
過買い・過売りの水準
| 状態 | Williams %R |
|---|---|
| 過買い圏(売りを検討) | −20以上(0に近い側) |
| 中立 | −50付近 |
| 過売り圏(買いを検討) | −80以下(−100に近い側) |
実際の使い方
RSIやストキャスと組み合わせて複数のオシレーターが同時に過売り・過買いを示しているとき、シグナルの信頼性が上がる。
単独での使用より、価格アクションや上位足のトレンド方向と合わせて使う方が精度が高い。
よくある誤解・勘違い
「マイナスが大きい(−80以下)から底だ」と思って買いで入り、そのまま下落を食らった経験がある。
ウィリアムズ%Rの−80以下はストキャスの20以下と同じ「過売り状態」だが、強い下降トレンドでは−80〜−100の圏内に張り付いたままさらに下落することがある。
スケールの逆転に慣れないうちは「マイナスが大きい=相場が弱い」という感覚が抜けなかった。
関連用語
– ストキャスティクス:Williams %Rと計算が対称的なオシレーター指標
– モメンタム:価格変動の勢いを測る概念。
Williams %Rも含む


