ゼロスプレッド口座とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
FX会社の口座タイプを見ていると、「スプレッド0.0pipsから!」という宣伝を見かけることがある。
一見すると「コストがかからない最強の口座」に思えるけど、実際にはちゃんと理解しておくべきポイントがある。
意味・読み方
読み方:ぜろすぷれっどこうざ
簡単に言うと:通貨を買うときの値段(Ask)と売るときの値段(Bid)の差(スプレッド)が、ほぼゼロになっている口座のこと。
もう少し詳しく:ゼロスプレッド口座とは、買値と売値の差であるスプレッドが極めて狭く、0.0pipsに近い水準で提示される口座のこと。
多くの場合、ECN方式(複数の金融機関の注文を集約する方式)やSTP方式(注文を上位の金融機関に直接流す方式)を採用しており、その代わりに、取引ごとに「取引手数料」が別途かかる仕組みになっていることが多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| RAW口座 | 「生の(加工されていない)」価格という意味から |
| ECN口座 | ECN方式を採用している場合に使われる呼び方 |
| ノンディーリングデスク口座 | FX会社が価格に介在しないことを示す表現 |
仕組みと注意点
通常の口座(スタンダード口座)では、FX会社が利益を得る手段として、スプレッドにあらかじめコストを含めていることが多い。
一方、ゼロスプレッド口座では、市場の実際の価格(生の価格)に近い形でレートが提示されるため、スプレッドが極端に狭くなる。
ただし、FX会社も商売である以上、どこかでコストを回収する必要がある。
そのため、ゼロスプレッド口座では、取引のたびに「1ロットあたり〇〇円」のような取引手数料(コミッション)が設定されているケースが多い。
表示されているスプレッドだけを見て「コストがかからない」と判断するのは早計で、実際のトレードコストは「スプレッド+取引手数料」の合計で考える必要がある。
短期間に何度も売買を繰り返すスキャルピングのようなスタイルでは、1回あたりのコストの違いが積み重なって大きな差になるため、ゼロスプレッド口座と手数料込みのコストを比較する価値がある。
一方で、デイトレードやスイングトレードのように取引回数が少ないスタイルでは、手数料込みのトータルコストで見ると、通常のスプレッド口座の方が結果的に安くなる場合もある。
「スプレッドが狭い=必ずお得」というわけではなく、自分のトレードスタイルにおける1ヶ月あたりの取引回数とロット数から、トータルコストで比較するという視点が重要になる。
関連用語
- ECN
- STP
- スプレッド


