ウィークリーピボットとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「週単位で意識される価格の節目」——日足や4時間足でトレードするなら、ウィークリーピボットは無視できない存在だ。
意味・読み方
読み方:ウィークリーピボット
簡単に言うと:先週1週間の高値・安値・終値をもとに計算した、今週のサポート・レジスタンスの目安となる価格。
もう少し詳しく:ピボットポイントを週足ベースで計算したもの。
デイリーピボットが前日のHLC(高値・安値・終値)から計算するのに対し、ウィークリーピボットは先週の週足1本のHLCを使って計算する。
機関投資家・銀行系トレーダーが週単位の目標値として使うとされ、デイリーより大きな節目として機能することが多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 週次ピボット | 日本語訳 |
| Weekly Pivot | 英語表記 |
| WPP(Weekly Pivot Point) | 略称 |
計算式
| ライン | 計算式 |
|---|---|
| ピボット(PP) | (先週高値 + 先週安値 + 先週終値) ÷ 3 |
| R1(第1レジスタンス) | (PP × 2) − 先週安値 |
| R2(第2レジスタンス) | PP + (先週高値 − 先週安値) |
| S1(第1サポート) | (PP × 2) − 先週高値 |
| S2(第2サポート) | PP − (先週高値 − 先週安値) |
計算式自体はデイリーピボットと同一で、使う足が「前日」か「先週」かの違いだけだ。
ピボット計算が「3つの値の平均」から始まるのは、高値・安値・終値が「その期間の公正価値を3点で表している」という考え方に基づく。
開発者(フロアトレーダー)がシンプルな計算で翌日の基準価格を素早く出すために編み出した手法で、計算の簡潔さ自体がこの指標の普及に大きく貢献している。
デイリーピボットとの使い分け
| 種類 | 対象期間 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| デイリーピボット | 前日 | 日中・デイトレの節目 |
| ウィークリーピボット | 先週 | スイング・週単位の方向感 |
| マンスリーピボット | 先月 | 長期の大きな節目 |
上位のピボットほど「大きな参加者が意識する節目」として機能しやすい。
よくある誤解・勘違い
ウィークリーピボットのR1に近づいたから売りを仕掛けたら、そのまま上抜けてR2まで一気に行ったことがある。
ピボットは「必ず反転する場所」ではなく「反転しやすいと多くの人が意識している場所」だ。
意識されるから利確が出やすいというだけで、トレンドが強ければ平気で素通りする。
他の根拠と重なったときだけ使うのが正しい扱い方だった。


