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ピボットポイントとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

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ピボットポイントとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

前日の高値・安値・終値から、今日動くであろう価格帯を計算で出してしまう——そんな発想の指標がある。

ピボットポイントだ。

昔から機関投資家やデイトレーダーが使ってきた、数式ベースのサポート・レジスタンスだ。


意味・読み方

読み方:ピボットポイント(ピボット)

簡単に言うと: 前日の価格データから計算した、当日の節目となりそうな価格帯のこと。

もう少し詳しく: 前日の高値(H)・安値(L)・終値(C)を使って計算される基準値(PP)と、そこから派生するサポート・レジスタンスラインの総称。

デイトレードのターゲットやストップの目安として使われることが多い。

機械的に計算できるため、多くのトレーダーが同じラインを見ており、自己実現的に機能しやすいとも言われる。


別名・類似語・略称

表現 補足
ピボット 略した呼び方。インジでもこの表記が多い
Pivot Point 英語表記
PP 計算式での略称

計算式

ライン 計算式
PP(ピボット) (H + L + C) ÷ 3
R1(第1レジスタンス) (PP × 2) − L
R2(第2レジスタンス) PP + (H − L)
R3(第3レジスタンス) H + 2 × (PP − L)
S1(第1サポート) (PP × 2) − H
S2(第2サポート) PP − (H − L)
S3(第3サポート) L − 2 × (H − PP)

PPを中心に、上にR1・R2・R3、下にS1・S2・S3が配置される。

ピボットポイント ライン配置 R2 第2抵抗 R1 第1抵抗 PP 基準値 S1 第1支持 S2 第2支持 ← 価格の動き例(S2から反発してR1付近まで上昇) PP = (前日高値 + 安値 + 終値) ÷ 3

計算式の設計思想

PPが「(高値+安値+終値)÷3」という式なのは理由がある。

単純な終値ではなく、その日の値動きの「重心」を取りたいからだ。

高値だけを見れば楽観的すぎるし、安値だけでは悲観的すぎる。

3点の平均を取ることで、その日の市場参加者全体の「合意価格」に近い値が得られる。

さらに面白いのは、R1の計算式「(PP×2)−L」だ。

これは「PP(合意価格)からLまでの距離と同じ幅だけ、PPの上に引いた線」という発想だ。

下落の幅を対称的に上方向に投影している。

市場の動きは対称的になる傾向があるという仮説を式に組み込んでいる。


よくある誤解・勘違い

「ピボットのラインに来たら必ず反転する」——これを信じてトレードした時期があった。

ピボットはあくまで「過去データから計算した目安」だ。

相場がそのラインを意識する参加者が多いほど機能しやすいが、トレンドが強いときはラインをスルッと抜けていく。

「ラインに来たから反転する」ではなく、「ラインに来たとき、ローソク足がどんな動きをしているか」を見ないと使えない。

ピボット単体で完結させようとすると痛い目を見る。


関連用語

  • サポートライン(support-line)
  • レジスタンスライン(resistance-line)