貿易収支とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
意味・読み方
読み方:ぼうえきしゅうし(Trade Balance)
簡単に言うと: ある国が輸出で稼いだお金と、輸入で支払ったお金の差額のこと。
もう少し詳しく: 輸出額から輸入額を引いた値が貿易収支だ。
輸出が輸入を上回れば「貿易黒字」、輸入が輸出を上回れば「貿易赤字」となる。
為替相場においては、貿易黒字が続く国の通貨は需要が高まりやすく(輸出企業が外貨を自国通貨に換えるため)、赤字が続く国の通貨は売られやすい傾向がある。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Trade Balance | 英語表記。経済カレンダーでもこの表記が多い |
| 貿易黒字 | 輸出超過の状態 |
| 貿易赤字 | 輸入超過の状態 |
| 経常収支 | 貿易収支を含む、より広い国際収支の概念 |
発表の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表頻度 | 月次(各国により異なる) |
| 米国の発表タイミング | 毎月中旬ごろ(約6週間後) |
| 日本の発表タイミング | 財務省が月次で発表 |
| 注目度 | 中(経常収支・GDPほどではないが影響あり) |
為替との関係
貿易黒字(輸出超過)の場合
輸出企業が受け取った外貨(例:ドル)を自国通貨(例:円)に換える需要が生まれる。
ドル売り円買いの圧力がかかりやすく、円高材料になる。
貿易赤字(輸入超過)の場合
輸入代金を支払うために自国通貨を外貨に換える必要がある。
円売りドル買いの圧力がかかりやすく、円安材料になる。
日本の場合、2022年以降のエネルギー価格高騰と円安が重なり、大幅な貿易赤字が続いた時期があった。
これが円安の実需的な背景の一つとして語られた。
経常収支との違い
貿易収支は「モノの輸出入の差額」だけを見る。
経常収支はそれに加えてサービス収支(観光・知的財産など)、第一次所得収支(海外からの配当・利息)も含む、より包括的な指標だ。
為替の長期的なトレンドを見るなら経常収支、足元の輸出入動向を見るなら貿易収支、という使い分けが一般的だ。
関連用語
- 経常収支(current-account)
- GDP(gdp)


