GDPとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「GDPが予想を上回った」——このニュースで通貨が動く。
なぜGDPが為替に影響するのか、仕組みをわかっておくと相場の動きに一本筋が通る。
意味・読み方
読み方:じーでぃーぴー
簡単に言うと:ある国が一定期間に生み出した「モノやサービスの合計金額」。
国の経済規模を測るものさし。
もう少し詳しく:Gross Domestic Product(国内総生産)の略。
一定期間(通常は四半期・年間)に国内で生産されたすべての財・サービスの付加価値の合計。
経済の規模と成長率を測る最も代表的な指標で、GDPの伸び率(成長率)が高ければ景気が良い、低ければ景気が悪いと判断される。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 国内総生産 | 日本語での正式名称 |
| 経済成長率 | GDPの前期比・前年比の変化率を指す場合 |
| GNP | Gross National Product(国民総生産)。GDPの類似指標だが集計方法が異なる |
GDPの発表と為替への影響
発表のタイミング
米国GDPは四半期ごとに「速報値→改定値→確報値」の3段階で発表される。
速報値が最も市場を動かしやすい。
為替への影響経路
GDP成長率が予想を上回る → 景気好調 → 利上げ期待 → 通貨高
GDP成長率が予想を下回る → 景気悪化 → 利下げ期待 → 通貨安
ただし「予想との乖離」が相場を動かす本質であり、数字そのものではない。
主要国のGDP発表
| 国・地域 | 発表機関 | 市場への影響 |
|---|---|---|
| 米国 | 商務省(BEA) | USD・全通貨ペアに影響大 |
| ユーロ圏 | Eurostat | EUR関連ペアに影響 |
| 日本 | 内閣府 | JPY関連ペアに影響 |
| 中国 | 国家統計局 | 資源国通貨(AUD等)に影響しやすい |
リセッション(景気後退)との関係
GDPが2四半期連続でマイナス成長になった状態を「テクニカルリセッション(景気後退)」と呼ぶ。
リセッション入りが確認されると利下げ観測が強まり、通貨安・株安になりやすい。


