経常収支とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
意味・読み方
読み方:けいじょうしゅうし
簡単に言うと:ある国が外国とのやり取りで受け取ったお金と支払ったお金の差引を示す国際収支統計の中核的な指標。
もう少し詳しく:経常収支(Current Account)とは、国際収支統計の主要項目のひとつで、貿易・サービス・所得・移転の4つの収支を合計したもの。
内訳はtrade-balance(貿易収支:物の輸出入の差)、サービス収支(観光・金融サービスなど)、第一次所得収支(海外からの利子・配当)、第二次所得収支(援助・送金など)から構成される。
黒字は外国から受け取るお金が多いことを意味し、理論上は通貨の需要増加(通貨高)につながる。
ただし実際の為替相場では資本収支の動きが経常収支の影響を上回ることも多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Current Account | 英語表記 |
| CA収支 | 略称 |
| 国際収支の経常勘定 | より正確な表現 |
| 経常黒字 / 経常赤字 | 収支の方向による状態表現 |
経常収支の構成
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貿易収支 | 財(モノ)の輸出から輸入を引いた差額 |
| サービス収支 | 旅行・輸送・金融・知的財産等の差額 |
| 第一次所得収支 | 海外投資から得た利子・配当の受取と支払の差額 |
| 第二次所得収支 | 政府・民間の援助・送金等の差額 |
日本は貿易収支が赤字でも、海外への投資収益(第一次所得収支)が大きな黒字を維持しているため、経常収支全体では黒字を保つことが多い。
この構造が円の長期的な需要を支える背景のひとつとされる。
関連用語
- 貿易収支


