オーバーナイトとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「今日はオーバーナイトで行くか」——夜になってもポジションを決済せず、翌日に持ち越す判断をするとき、こう呟く。
スウィングトレーダーには日常だけど、デイトレーダーには「そのままにするべきか、切るべきか」という葛藤が生まれる瞬間だ。
意味・読み方
読み方:オーバーナイト
簡単に言うと:ポジションをその日のうちに決済せず、翌日以降に持ち越すこと。
もう少し詳しく:オーバーナイト(Overnight)とは、FXのポジションを1日をまたいで保有すること。
FX市場は24時間動いているが、1日の区切りとなるロールオーバー時間(日本時間の早朝6〜7時頃、ブローカーによって異なる)をポジションを持ったまま越えることを指す。
rollover(ロールオーバー)が発生し、swap(スワップポイント)の付与または徴収が行われる。
デイトレーダーはオーバーナイトリスク(翌日の窓開けや想定外の動き)を嫌って日中で決済することが多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 持ち越し | そのままの日本語表現 |
| ポジション持ち越し | より明示的な表現 |
| スウィング | 複数日保有する場合の広い呼び方 |
| 泊まらせる | 口語的な表現 |
オーバーナイトのメリットとリスク
オーバーナイトのメリットは「大きなトレンドを取り逃さない」ことだ。
スウィングトレードやポジショントレードは、数日から数週間にわたる値動きを狙う。
そのためにはオーバーナイトが前提になる。
また、金利差のある通貨ペアではswap(スワップポイント)収入が積み重なる。
リスクは「翌日の窓開け(ギャップ)」と「ロールオーバー時間帯の急変動」だ。
重要な経済指標や地政学的なニュースが夜間・早朝に出た場合、ポジションを持ったまま対応できないことがある。
よくある誤解・勘違い
「含み益があるからオーバーナイトしておこう」と思ったら翌朝に逆方向に窓が開いていた。
「このまま伸びるはず」と思って持ち越した。
夜中に自分が知らない要人発言があったらしく、翌朝スマホを見たら含み益がほぼゼロになっていた。
損切りラインには到達しなかったが、精神的に消耗した。
オーバーナイトは「根拠があるから持ち越す」のか「決済のタイミングを逃したから持ち越す」のかを、自分に正直に確認する必要がある。
後者は単なる判断の先延ばしだ。
関連用語
- ロールオーバー
- スワップ


