月次収支とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「今月いくら儲かったっけ?」が即答できないなら、月次収支を管理できていない。
そこから始まる話がある。
意味・読み方
読み方: げつじしゅうし
簡単に言うと:
1ヶ月のトレードで、いくら儲かって・いくら損したかをまとめた収支のこと。
もう少し詳しく:
月次収支(Monthly P&L)とは、月単位での損益(Profit & Loss)の集計。
個別トレードのプラスマイナスを合算し、月全体のパフォーマンスとして把握する。
「勝率」「損益比率」「最大ドローダウン」などの指標を月次で集計することで、自分のトレードの”再現性”を測ることができる。
トレード日誌と連動させることで、原因分析と改善のサイクルが回る。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Monthly P&L | Profit & Lossの略。英語表記 |
| 月間収支 | 同義。より口語的な表現 |
| 月次P&L | ハイブリッドな表現。ノートやシートのタイトルで使われる |
何を記録するか
月次収支を有効に使うためには、金額だけでなく以下も記録しておくと分析に深みが出る:
| 項目 | 用途 |
|---|---|
| 総損益(円・pips) | 月全体のパフォーマンス |
| トレード数 | 多すぎる・少なすぎるの判断基準 |
| 勝率 | 何割勝ったか |
| 平均利益 / 平均損失 | 損益比率の算出 |
| 最大DD(月中) | リスク許容範囲の確認 |
| 目標達成率 | 設定した月次目標との比較 |
月次収支を使った改善サイクル
月末に振り返る
「今月の収支が悪かった理由」を感覚ではなくデータで見る。
「ボラが高い週に損失が集中している」「火曜日の成績が悪い」などのパターンが見えてくる。
トータルリターンへの接続
月次収支の積み重ねが年次のトータルリターンになる。
月単位で管理していると、「どの月に崩れたか」「崩れた後の立て直しに何ヶ月かかったか」が可視化できる。
よくある誤解・勘違い
「今月プラスだから問題なし」
月次がプラスでも、ドローダウンの深さや勝ち方の偏りに問題が潜んでいることがある。
「今月は運よく1トレードで全部取り返した」という月は、翌月も同じことが起きる保証はない。
自分も最初は月次合計だけ見てた。
でもトレード数が多すぎて1回あたりの損益が小さい月と、1〜2回の大きな勝ちで終わった月が、同じ”+3万円”として記録されていた。
これは全然違うトレードの質なのに、月次合計だけでは見えない。
細かく分解して見るようになったのは、トレード日誌をちゃんとつけ始めてからだった。
関連用語
- トレード日誌 ― 月次収支の元データになる記録
- トータルリターン ― 月次収支の積み重ねで測る長期パフォーマンス


