PR

トータルリターンとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

リスク管理
スポンサーリンク

トータルリターンとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

「先月は勝ち越した」——でもその数字、本当に意味があるか確認したことはあるか。

トータルリターンは、自分のトレードを評価するための出発点になる数字。


意味・読み方

読み方:トータルリターン

簡単に言うと:一定期間のトレードで、資金がどれだけ増えたか(または減ったか)を割合で表したもの。

もう少し詳しく:初期資金に対して、最終的にどれだけのリターンが得られたかを示す指標。

「100万円を元手に、1年後に120万円になった」なら、トータルリターンは+20%。

利益額だけでなく、元手に対する比率で見るのがポイント。

単独で使うより、最大ドローダウン(MDD)やプロフィットファクター(PF)と組み合わせて手法の総合評価に使う。


別名・類似語・略称

表現 補足
総利益率 直訳に近い言い方
累積リターン 同じ意味。運用業界でよく使われる
収益率 より一般的な表現
年利換算 期間が異なる場合の比較に使う指標

トータルリターンだけでは足りない理由

+50%のリターンを出したとしても、その過程で一時的に−40%まで資金が減っていたとしたら?

リターンの数字だけを見ると「優秀な手法」に見えるが、最大ドローダウンが大きければ、途中で資金が続かなくなっていたかもしれない。

精神的にも耐えられない。

だから、トータルリターンは「どれだけ稼いだか」を示すが、「どれだけリスクを取ったか」は別の指標で評価する必要がある。

指標 何を示すか
トータルリターン 最終的な利益率
最大ドローダウン(MDD) 最大で何%資金が減ったか
プロフィットファクター(PF) 総利益÷総損失の比率
シャープレシオ リスク1単位あたりのリターン

トータルリターンの計算

(最終資産−初期資産)÷ 初期資産 × 100

例:100万円 → 130万円なら(130−100)÷ 100 × 100 = +30%

期間が違うトレーダーを比較するときは、年利換算(年率換算)に直して比べる。

「6ヶ月で30%」と「1年で30%」では意味が全然違う。


よくある誤解・勘違い

「勝率が高ければトータルリターンも高い」と思っていた。

勝率80%でも、1回の損失が大きすぎればトータルはマイナスになる。

実際に自分も、勝率は高いのに資金が減り続けた時期があった。

確認したら、負けるときはいつも大きく負けていた。

トータルリターンはあくまで「結果の数字」。

その数字がどんな勝率・損益バランスから生まれているかを合わせて見ないと、再現性があるかどうかがわからない。


関連用語

  • 最大ドローダウン(MDD)
  • プロフィットファクター(PF)