じり安とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
急落ではない。
でも確実に下がっていく。
「なんか抜けないな……」と思っているうちに気づけば値が下がっている。
それがじり安だ。
意味・読み方
読み方:じりやす
簡単に言うと:大きな急落はないが、じわじわと少しずつ価格が下落し続ける状態のこと
もう少し詳しく:短期的な急変動ではなく、小幅な下落が続いて価格水準が切り下がっていく状態を指す。
「じり安」の「安」は「価格が安くなる」という意味で、「じわじわ下がる」のニュアンスを持つ。
急落との違いは「速さ」と「勢い」で、じり安は遅い・静かな・持続的な下落だ。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| じわじわ下がる | 同義の直感的な表現 |
| ジリ安 | カタカナ表記。同義 |
| 小幅続落 | ニュースや相場レポートでの言い回し |
| tareru(だれる) | 勢いなく下落していく場面を指すスラング。じり安の感覚に近い |
| downtrend(下降トレンド) | じり安を包含する広義の概念 |
じり安になりやすい局面
好材料が出尽くした後
期待先行で上昇した通貨が、実際の発表が想定内で終わり「材料出尽くし」でじり安になるケース。
急落ではなく「静かに萎む」動きになりやすい。
スワップポイントが不利な通貨ペア
高金利通貨と低金利通貨のペアで、売り持ちが有利な状況が続くとスワップ目的の売りが継続し、じり安になりやすい。
政治的・経済的不透明感が続くとき
大きな材料がないまま先行き不安が続く局面では、「とりあえず売っておく」流れで少しずつ価格が下げていくことがある。
ロングホルダーにとっての怖さ
じり安はある意味、急落より「じわじわ精神を削る」動きだ。
急落なら「損切り」という判断が比較的しやすいが、じり安はいつまでも「もう少し待てば戻るかも」という気持ちにさせる。
含み損がじわじわ膨らんでいくのに、損切りができない——これがじり安の中でロングを保有したときのつらさだ。
結果的に大きな損失になることも多い。
よくある誤解・勘違い
「じり安なんだから、どこかで反転するはずだ」と底値を探し続けてロングを拾いに行ったことがある。
でもじり安が止まる場所は予測が難しい。
「安いから買い」という発想で拾うたびに、さらに下がっていく。
いわゆる「落ちるナイフを掴む」状態だ。
じり安の中でロングを入れるなら、明確な反転サインを確認してから。
「安い気がする」だけでは根拠にならない。
関連用語
- tareru(だれる):勢いなく価格が垂れ下がっていくスラング。じり安の質感に近い
- downtrend(下降トレンド):じり安を包括する、価格が継続的に下がり続ける状態


