放置とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「もう見たくないから放置する」という言葉、トレーダー同士の会話では、実は結構いろんな意味合いを持って使われている。
良い意味でも、悪い意味でも使われる、ちょっと不思議なスラング。
意味・読み方
読み方:ほうち
簡単に言うと:ポジションを持ったまま、その後はチャートを見ずに、しばらくそのままにしておくこと。
もう少し詳しく:「放置」とは、ポジションを保有した状態のまま、その後の値動きを頻繁に確認せず、しばらく(数時間〜数日間)そのままにしておくことを指すスラング。
「ほったらかし」とほぼ同じ意味で使われ、文脈によって「計画的な戦略」として使われる場合と、「見たくない現実から目を逸らす」という、ネガティブな意味で使われる場合の両方がある。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| ほったらかし | 同じ意味の口語表現 |
| ノーポジ放置 | ポジションを持たない状態で相場を見ない場合に使われる |
こんな場面で使う
「放置」がポジティブな意味で使われるのは、長期的なトレンドに乗っているときだ。
「このトレンドはまだ続くと思うから、決済目標と損切りラインだけ決めて、あとは放置することにした」というように、短期的な値動きに振り回されず、自分の決めたシナリオを信じて、あえてチャートを見る回数を減らす、という戦略的な意味で使われる。
一方で、ネガティブな意味で使われる「放置」は、評価損を抱えているポジションに対して使われることが多い。
「ユーロドルのロング、結構やられてるけど、見るのが辛いから放置してる」というように、損失を確定させる(損切りする)という決断を避けるために、見ないようにしている、という状況を表す。
この2つの「放置」は、見た目の行動(チャートを見ない)は同じだが、その背景にある考え方は全く異なる。
前者は「決めたルール(損切りライン)があるので、見なくても大丈夫」という状態であり、後者は「ルールがない(または、ルールを破っている)ので、見たら向き合わなければならない事実から逃げている」状態と言える。
「放置している」という発言が出たときは、それが「戦略としての放置」なのか、「逃げとしての放置」なのかを、自分自身で見極めることが大切だ。
関連用語
- ゆったり(yuttari)


