テイクプロフィットとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「もう少し伸びるかも」——この一言で何度利益を失ったかわからない。
テイクプロフィットはその「欲」を封じるための注文だ。
入れるかどうかより、どこに入れるかが全てだ。
意味・読み方
読み方:ていくぷろふぃっと
簡単に言うと:「ここまで来たら自動で利食いする」という注文。
もう少し詳しく:あらかじめ設定した価格に達したとき、自動的にポジションを利益確定(決済)する注文のこと。
ロングなら「エントリー価格より上」、ショートなら「エントリー価格より下」に設定する。
ストップロス(SL)と対になる注文で、エントリーと同時に設定しておくことでトレードのリスクとリワードが確定する。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| TP | Take Profitの略。最も一般的な略称 |
| 利食い注文 | 日本語での表現。同義 |
| 利確注文 | 「利益確定注文」の略 |
| リミット注文 | 指値注文の一形態。TPは利食い目的の指値注文とも言える |
テイクプロフィットの設置場所
TPをどこに置くかがトレードの質を決める。
「なんとなくキリ番」では根拠が薄い。
根拠のある設置場所
| 場所 | 考え方 |
|---|---|
| 次のレジスタンス・サポートの手前 | 反発されやすい場所の手前で確実に取る |
| フィボナッチの節目 | 38.2%・50%・61.8%などの反転しやすい水準 |
| 直近の高値・安値 | 過去に止まった場所は今回も意識されやすい |
| RR比で逆算した価格 | SLとのバランスでTPを決める合理的な方法 |
「届きそうな場所」ではなく「反発しやすい場所の手前」に置くのが基本的な考え方だ。
固定TPと裁量決済の使い分け
固定TP(注文で設定)
感情を排除できる。
EAや自動売買との相性が良い。
「絶対この価格で取る」という場面向き。
裁量決済(手動で決済)
相場の勢いを見て伸ばせる柔軟性がある。
トレンドが強いときに利益を最大化できる。
ただし感情が入りやすく、「もう少し」が裏目に出るリスクがある。
多くのトレーダーは「一部固定TP・残りは裁量」というハイブリッド型を使う。
よくある誤解・勘違い
TPを入れると「機会損失」になると思っていた。
TP到達後もそのまま伸びていくのを見ると「もっと持っていればよかった」と後悔する。
それが嫌でTPを入れずに裁量で持っていた時期がある。
結果は散々だった。
「もう少し伸びるかも」で持ち続けた結果、伸びずに反転して含み益が消え、最終的に損切りになったことが何度もある。
TPを入れて「機会損失」した回数より、TPなしで「含み益消滅」した回数のほうがはるかに多かった。
確実に取れる利益を取ること。
それがTPの本当の価値だと気づくのに時間がかかった。


