アルゴリズム取引とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「人間が見ていない間に、機械が勝手に売買している」——それがアルゴリズム取引の本質だ。
ニュースで「アルゴが動いた」という表現を見かけたことがある人も多いはず。
相場の一瞬の動きの裏に、膨大な数の自動注文が走っている。
意味・読み方
読み方:あるごりずむとりひき
簡単に言うと:コンピューターが決められたルールに従って自動で売買する取引
もう少し詳しく:価格・出来高・テクニカル指標などの条件をあらかじめプログラムに組み込み、人間の判断を介さずに自動執行する取引手法。
機関投資家からリテールトレーダーのEA(自動売買)まで、規模は問わず広く使われている。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| アルゴ | 略称。「アルゴが動いた」という使い方が多い |
| HFT | 高頻度取引(High-Frequency Trading)。アルゴの中でも超高速・大量注文に特化したもの。HFT参照 |
| 自動売買 | 日本のリテール向けの表現。EAやシステムトレードを指すことが多い |
| クオンツ取引 | 数理モデルに基づくアルゴ取引の総称 |
アルゴの種類と市場への影響
アルゴリズム取引は目的によっていくつかに分類される。
トレンドフォロー型:移動平均クロスやブレイクアウトなどのシグナルに従って売買する。
リテールEAの多くがこの系統。
マーケットメイク型:BidとAskの両側に注文を出し続け、スプレッドを抜き続ける。
ブローカーや大手金融機関が使う。
アービトラージ型:複数市場・複数通貨間の価格差を瞬時に捉えて鞘を抜く。
HFTと組み合わせることが多い。
イベントドリブン型:経済指標発表の瞬間に、数字を読み取って即座に売買する。
人間には不可能な反応速度で動く。
「アルゴが動いた」とはどういうことか
相場で「アルゴに刈られた」「アルゴが出た」という表現を耳にする。
具体的には、大量のプログラムが同じ価格帯でほぼ同時に動くことで、瞬間的に価格が跳ねたり、逆に急落したりする現象を指す。
特定の価格帯(直近高値・切りのいい数字・オプションバリアなど)でよく発生し、テクニカルだけでは説明のつかない動きに見えることもある。
よくある誤解・勘違い
「アルゴは万能」「プログラムが勝手に稼いでくれる」という誤解がリテールには根強い。
俺自身、EAを買って「これで自動で増えるやろ」と思っていた時期がある。
3ヶ月動かして資金が半分になった。
問題はシステムではなく、どの相場環境でそのアルゴが機能するかを理解していなかったこと。
トレンドフォロー系EAをレンジ相場に当て続ければ、当然ドローダウンが膨らむ。
アルゴはルールを機械的に実行するツールであって、勝てるルールを作るのは人間の仕事だ。
関連用語
– EA
– HFT


