マーケットプロファイルとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「この価格帯でよく止まるな」と感じたことはある? その”なんとなく”を数値化しようとしたのが、マーケットプロファイルだ。
意味・読み方
読み方:まーけっとぷろふぁいる
簡単に言うと:
ある期間中に、どの価格帯でどれだけ取引が行われたかを分布で見せる分析手法のこと。
もう少し詳しく:
マーケットプロファイルとは、価格と時間の関係から「どの価格帯に市場参加者が集中したか」を可視化するテクニカル分析のフレームワーク。
シカゴ・ボード・オブ・トレード(CBOT)のトレーダーとして知られるJ・ピーター・スタイドルマイヤーが1980年代に開発した。
価格ごとの取引時間(またはボリューム)を横軸に積み上げた分布図として表示される。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 価格ごとの取引量分布 | 機能を端的に表した説明 |
| Market Profile | 英語表記。略称はMP |
| ボリュームプロファイル | 取引量(ボリューム)ベースで見る類似手法 |
主な構成要素
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| POC(Point of Control) | 最も取引が多かった価格帯。市場の均衡点とみなされる |
| Value Area(VA) | 取引全体の約70%が集中した価格帯の範囲 |
| VAH(Value Area High) | バリューエリアの上限 |
| VAL(Value Area Low) | バリューエリアの下限 |
価格がVAの外に出た場合は「価値から外れた価格」とみなし、引き戻しが起きやすいと考える。
逆に価格がVAの外を維持した場合は、新しい価値帯への移行とみなす。
なぜ「分布」で相場を読むのか
チャートは「価格の時系列」だが、マーケットプロファイルは「価格ごとの滞在時間(または取引量)」で相場を見る。
人間で言えば「どの価格が一番居心地よかったか」を調べるようなイメージだ。
スタイドルマイヤーの発想の核心は「市場は公平な価格(フェアバリュー)を探し続けている」という考え方にある。
参加者が多く集まった価格帯が「今の市場が公正と判断している価格」で、そこから大きくずれた価格は修正されやすい——という論理だ。
よくある誤解・勘違い
「POCが強いサポートになる」と信じて、POC付近にエントリーを集中させたことがある。
確かに機能することもあるが、強いトレンドが出ているときはPOCを素通りして動くことも多い。
マーケットプロファイルはレンジ相場での精度が高く、トレンド相場では機能しづらい局面があることを理解していなかった。
使いどころを選ぶ手法だ、というのが正直な評価だ。
関連用語
- ボリューム
- VWAP


