ヒストリカルデータとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「バックテストをするには、まずデータが必要」とよく言われる。
そのデータのことをヒストリカルデータと呼ぶ。
地味な言葉だけど、トレード戦略の検証は、全てこのデータの上に成り立っている。
意味・読み方
読み方:ひすとりかるでーた(過去データ)
簡単に言うと:過去のある期間における、価格の動きを記録したデータのこと。
もう少し詳しく:ヒストリカルデータとは、過去の一定期間における、ある通貨ペアや金融商品の価格(始値・終値・高値・安値など)を、時系列で記録したデータのこと。
トレード戦略の検証(バックテスト)や、テクニカル分析の研究などに使用される。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 過去データ | 日本語での呼び方 |
| ヒストリカルチャート | チャート形式で表示する場合の呼び方 |
実践での使い方
ヒストリカルデータが活用される最も代表的な場面は、トレード戦略の「バックテスト」だ。
「このルールで過去5年分のデータに対してトレードしていたら、どういう結果になっていたか」を検証することで、その戦略が、過去の相場環境において、ある程度機能していたかどうかを確認することができる。
ヒストリカルデータを使う上で気をつけたい点として、よく語られるのが「データの期間の選び方」だ。
例えば、強いトレンドが続いた期間のデータだけを使って検証すると、「トレンドに乗る手法」は良い結果が出やすくなるが、その手法が、レンジ相場が続く期間でも機能するかどうかは分からない。
様々な相場環境(トレンド、レンジ、急変動など)を含む、十分な長さのデータを使って検証することが望ましいとされている。
もう一つの注意点は、「過去のデータで良い結果が出たことは、未来でも同じ結果になることを保証しない」という点だ。
過去のデータに過度に最適化(カーブフィッティングと呼ばれる)されたルールは、その特定の過去のデータに対しては非常に良い結果を出すが、その後の、データに含まれていなかった新しい相場では、全く機能しないことがある。
ヒストリカルデータを使った検証は、「この戦略には、全く根拠がない」ということを確認したり、「この戦略の、おおよそのリスク(ドローダウンなど)の大きさ」を把握したりする上では役に立つ。
ただし、「過去にこうだったから、未来もこうなる」と保証するものではない、という前提を持っておくことが、ヒストリカルデータと向き合う上で重要になる。
関連用語
- 手動バックテスト


