スローストキャスティクスとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
ストキャスティクスを使っていて、「動きが早すぎて、サインがチカチカしてうるさいな」と感じたことはありませんか?その「うるさすぎる感じ」を、もう少し落ち着かせてくれるのが、スローストキャスティクスです。
意味・読み方
読み方:すろーすときゃすてぃくす
簡単に言うと:ストキャスティクスの動きを、もう少しゆっくり・なめらかにしたバージョンのことです。
もう少し詳しく:スローストキャスティクスは、ストキャスティクス(%Kと%D)のうち、%Dの線にさらに移動平均を加えることで、動きをよりなめらかにした指標です。
元のストキャスティクス(ファストストキャスティクス)に比べて、細かい上下動が抑えられ、サインの数が減る代わりに、サインの信頼性が高まりやすいとされています。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Slow Stoch | 英語表記 |
計算式
| 名称 | 計算式 |
|---|---|
| %K(スローストキャスのK) | 元のストキャスティクスの%D(ファストの%Dライン) |
| %D(スローストキャスのD) | スローストキャスの%Kに、さらにn日の移動平均をかけたもの |
なぜ「もう一段階」平滑化するのか
ファストストキャスティクスは、価格のわずかな動きにも敏感に反応するため、サインの数が多くなりやすい一方で、「ちょっと反応しすぎ」「サインが出てもすぐに反対のサインが出る」といった状況が起こりやすくなります。
スローストキャスティクスは、ファストストキャスの%Dラインを、新たな%Kとして使い、そこにさらに移動平均をかけることで、もう一段階、動きをなめらかにしています。
これは、「短期的なノイズに振り回されるサインを減らし、もう少し落ち着いた、信頼性の高いサインにしたい」という設計の意図が反映されたものだと考えられます。
その代わり、サインが出るタイミングは、ファストストキャスよりも遅れる傾向があります。
「サインの数を減らして信頼性を上げる」のか、「サインを早く受け取りたい」のか、というトレードオフが、ファストとスローの違いに表れていると言えます。
実践での使い方
スローストキャスティクスは、ファストストキャスに比べてサインの数が少ない分、トレンドが出ている相場では、エントリーのタイミングが遅れがちになることがあります。
一方で、レンジ相場やもう少しゆったりとした時間軸でのトレードでは、ノイズに振り回されにくい分、扱いやすいと感じるトレーダーもいます。
関連用語
- ストキャスティクス
- RSI


