RSI70とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「RSI70超えたから売り」——RSI30の買いと並んで、FX初心者が最初に覚える「ルール」のひとつだ。
でもこれで損した人も相当いる。
意味・読み方
読み方:アールエスアイななじゅう
簡単に言うと:RSIの値が70以上になった状態で、一般的に「買われすぎ」のサインとされる水準。
もう少し詳しく:RSI開発者のJ・ウェルズ・ワイルダーが「70以上は買われすぎ」と定義した水準。
RSI70以上は「過買圏(オーバーボート)」と呼ばれ、反転下落の可能性を示唆するとされる。
RSI30(売られすぎ)と対をなす。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| RSI過買水準 | RSI70の状態を説明する表現 |
| オーバーボート | 英語での買われすぎの表現 |
| 買われすぎゾーン | 日本語での一般的な表現 |
RSI70の計算的背景
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| RSI基本式 | RSI = 100 − {100 ÷ (1 + RS)} |
| RS | 期間内の平均上昇幅 ÷ 平均下落幅 |
| RSI=70の意味 | RSが約2.33、つまり上昇の勢いが下落の約2.3倍 |
RSI70になるということは、直近期間の値動きで「上昇が下落の2倍以上の勢いで続いている」状態だ。
RSI30と上下が逆になるだけで、対称的な構造になっている。
ワイルダーが70という数字を選んだのも30と同様、経験則的な基準に近い。
しかし世界中のトレーダーが同じ水準を意識することで「70付近で利確売りが出やすい」という自己実現的な動きが発生する。
これが30・70が「機能する理由」の一つでもある。
RSI70の使い方
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| RSIが70を超えた | 買われすぎゾーン入り。反転の可能性を意識し始める |
| RSIが70を下抜け | 買われすぎからの脱出。売りエントリーのトリガーに使う人も |
| RSIが70付近で停滞 | まだ上昇が続く可能性。80・90と上がる場合も |
RSI70とトレンドの関係
| 相場の状態 | RSI70超えの意味 |
|---|---|
| レンジ相場 | 反転シグナルとして機能しやすい |
| 上昇トレンド | 70に達しても「押し目待ち」の局面にすぎないことも |
| 強いトレンド | RSIが80・90に張り付いたまま上昇継続 |
よくある誤解・勘違い
RSI70を超えるたびに売りを入れていたら、強い上昇トレンドの中でことごとく損切りになった。
RSIが80・90まで上昇してから一気に天井を迎えるケースは珍しくない。
「RSI70=売り」は横ばい相場では機能するが、トレンド相場では機能しないどころか逆方向に引きずられる。
上位足でトレンドが出ているときは、RSI70を逆張りの根拠にしてはいけないと体感で覚えた。


