スリッページ計算とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「思っていた価格と、実際に約定した価格がちょっと違う」。
これ自体はよくあることですが、その「ちょっとの差」が、トレード全体にどれくらい影響しているか、ちゃんと計算してみたことはありますか?
意味・読み方
読み方:すりっぺーじけいさん
簡単に言うと:注文を出した価格と、実際に約定した価格の差(スリッページ)が、トレードのコストとしてどれくらいになるかを計算することです。
もう少し詳しく:スリッページ計算とは、エントリーや決済の際に発生したスリッページ(注文価格と約定価格のズレ)を、金額やpipsとして具体的に把握するための計算のことです。
1回ごとのスリッページは小さくても、取引回数が増えると、合計でのコストとして無視できない金額になることがあります。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 実際のコスト計算 | スリッページを「コスト」として捉えた言い方 |
なぜ計算する必要があるのか
スプレッド(売値と買値の差)は、注文を出す前から分かっているコストですが、スリッページは、注文を出した後に「結果として」発生するコストです。
そのため、スリッページは見落とされがちですが、特に値動きが速い時間帯や、経済指標の発表直後などでは、想定よりも大きなスリッページが発生することがあります。
スリッページ計算を行うことで、「自分のトレードに、スプレッド以外にどれくらいの追加コストがかかっているか」を、具体的な数値として把握することができます。
実践での使い方
スリッページ計算の基本的な考え方は、「注文を出した価格」と「実際に約定した価格」の差を、pipsや金額で求めることです。
これを1回ごとに記録し、一定期間の合計を見ることで、「自分のトレードスタイルでは、スリッページによってどれくらいのコストが発生しているか」を把握できます。
たとえば、経済指標発表直後にエントリーすることが多いトレーダーは、通常時にエントリーするトレーダーよりも、平均的なスリッページが大きくなる傾向があるかもしれません。
こうした傾向を把握しておくことで、「このタイミングでのエントリーは、想定よりもコストが高くなりやすい」といった判断材料にすることができます。
関連用語
- スリッページ
- スプレッド計算


