ショート狩りとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「なんで売ったのに上がるんだよ!」ってなったことない?それ、ショート狩りにやられてる可能性が高い。相場の中でも特に「やられた感」が強い現象のひとつだ。
意味・読み方
読み方:ショートがり
簡単に言うと:売りポジションを持っているトレーダーを強制的に損切りさせる上昇のこと
もう少し詳しく:市場で売り(ショート)ポジションが積み上がっている局面で、価格が急上昇し、損切りの買い注文が連鎖的に執行される現象。
売り方の損切りがさらなる上昇を呼ぶという、雪だるま式の動きになりやすい。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| ショートスクイーズ | 英語表現。Squeeze=絞り出す、が語源 |
| 踏み上げ(fumiage) | ほぼ同義。日本語トレーダーはこっちをよく使う |
| ベアスクイーズ | 弱気派(ベア)が絞られるという意味 |
ショート狩りが起きるメカニズム
売りポジションが溜まっているゾーンというのは、チャートを見ればある程度わかる。
直近の高値や、みんなが「ここで売ろう」と思っているレジスタンスライン付近がそれにあたる。
そこに大口プレイヤーや相場の勢いが価格を押し上げると、損切り(=買い戻し)の注文が一気に動き始める。
この損切りがまた価格を押し上げ、さらに上にいたショートのストップを刈る……という連鎖だ。
面白いのは、「誰かが意図してやっている」というより、「ポジションが溜まれば自然に発生する」という側面もあること。
もちろん大口が意図的に仕掛けるケースもあるが、本質はポジションの偏りにある。
ショート狩りが起きやすい場面
感覚的に覚えておきたいのはこのあたり:
1. 節目の高値を少し超えたとき
多くのトレーダーがストップを高値の少し上に置く。
そこを超えると狩りが始まる。
2. 重要指標の発表直後
サプライズな強い数字が出たとき、売り方は一瞬で追い詰められる。
3. 長い下落トレンドが続いた後の反転局面
「まだ下がる」と思って売りが積み上がりやすい局面ほど、反転したときの跳ね方が大きい。
よくある誤解・勘違い
ショート狩りと聞くと「自分は買い目線だから関係ない」と思う人がいるが、それは半分正解で半分間違いだ。
俺が痛い目を見たのは、ショート狩りで急騰した直後に飛び乗ったとき。
「勢いあるからロングだ!」と入ったら、そこが天井でそのまま急落。
ショート狩りの恩恵を受けた買い方が一斉にshort-cover(ショートカバー)して利確した、というオチだった。
ショート狩りで急上昇した直後は「一番危険なゾーン」でもある。
追いかけるなら根拠をしっかり持って。
関連用語
- fumiage(踏み上げ):ショート狩りとほぼ同義のスラング
- short-cover(ショートカバー):売りポジションの買い戻し。ショート狩りの引き金になる


