リカバリーファクターとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「この手法、バックテストで3年で資金が3倍になってる」——でも最大ドローダウンが50%だったら?リカバリーファクターはその「儲けの大きさ」と「損失の深さ」の関係を一つの数字に圧縮する指標だ。
意味・読み方
読み方:りかばりーふぁくたー
簡単に言うと:手法の総利益が最大ドローダウンの何倍あるかを示す、手法の質を測る指標のこと。
もう少し詳しく:リカバリーファクター(Recovery Factor)は「純利益 ÷ 最大ドローダウン(MDD)」で計算される。
たとえば純利益が100万円で最大DDが20万円なら、リカバリーファクターは5。
この数字が大きいほど「少ない損失リスクで大きな利益を生んだ手法」と評価できる。
バックテストや実績の評価指標として使われ、利益率だけでは見えない「手法の安定性・効率性」を測るのに使う。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 回復係数 | 日本語訳。文献によって使われる |
| RF | 省略表記 |
| リターン/MDD比 | 意味を説明した呼び方 |
計算式と基準値
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 計算式 | 純利益 ÷ 最大ドローダウン(MDD) |
| 数値が高い | 損失リスクに対して効率よく利益を上げている |
| 数値が低い | 利益は出ているが、途中の損失が大きかった |
| 一般的な目安 | 3以上で良好、5以上で優秀とされることが多い |
ただし目安はあくまで目安で、トレードスタイル(スキャルか長期か)や期間によって変わる。
短期間・少トレード数では数値が信頼しにくい点にも注意が必要だ。
よくある誤解・勘違い
「リカバリーファクターが高いから安心」と思い込んでいたことがある。
この指標はあくまで「テストした期間の話」だ。
相場環境が変わればドローダウンが深くなり、同じ手法でも数値が崩れることがある。
また、取引数が少ないバックテスト(100件以下など)では統計的な信頼性が低く、リカバリーファクターが高く出ても偶然の可能性がある。
数値を信頼するなら、最低でも数百件以上の取引実績があるデータで確認すべきだ。


