「自己資金ゼロで して、利益の8割もらえる」——こんな話、最近よく見かけるようになった。
それがプロップファームだ。
夢みたいな話に聞こえるけど、仕組みをちゃんと理解してから使わないと痛い目を見る。
意味・読み方
読み方:プロップファーム(出資会社・資金提供会社)
簡単に言うと: トレーダーに審査(チャレンジ)を課し、合格者に会社の資金を使ってトレードさせる企業のこと。
もう少し詳しく: Proprietary Trading Firmの略称がProp Firmだ。
自己勘定取引(プロップトレーディング)を行う会社が、外部のトレーダーを採用・提携して自社資金を運用させる仕組み。
近年はオンラインで審査(チャレンジ)を受けて合格すれば誰でも参加できる形式が普及している。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Prop Firm | プロップファームの略称 |
| 資金提供会社 | 日本語での説明的な呼び方 |
| ファンデッドアカウント | 資金提供を受けた口座のこと |
| チャレンジ口座 | 審査用の口座。合格すると本番口座に移行する |
仕組みの流れ
①チャレンジ料金を支払う(例:5〜10万円程度)
↓
②チャレンジ口座でトレード(利益目標・ドローダウン制限あり)
↓
③条件クリアで合格
↓
④本番口座(会社の資金)でトレード開始
↓
⑤利益の一定割合(60〜90%)を受け取る
代表的なプロップファームとしてFTMO、MyForexFunds、The Funded Traderなどがある。
チャレンジのルール例
業者によって異なるが、一般的なルールは以下のようなものだ。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 利益目標 | 口座資金の8〜10%を達成する |
| 最大ドローダウン | 口座資金の10〜12%を超えてはいけない |
| 日次ドローダウン | 1日の損失が5%を超えてはいけない |
| 期間 | 30〜60日以内に達成する |
よくある誤解・勘違い
「合格したら会社の金で好き放題できる」——全然そんなことはない。
本番口座でも厳格なドローダウンルールがあり、ルールを破った瞬間に口座が失効する。
さらにチャレンジ料金は返ってこないケースが多い。
「チャレンジ料金を集めることが目的の詐欺的業者」も存在する。
業者を選ぶ際には、実際に出金できているトレーダーの声や、業者の運営年数・評判を調べてから参加することが必須だ。
うまい話には必ず裏がある。


