プラススワップとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「持ってるだけでお金が入ってくる」——スワップ狙いのトレードを最初に聞いたとき、そんな美味しい話があるんかと思った。
実際プラススワップは毎日口座に加算されるけど、為替差損がそれを軽く上回ることもある。
「スワップで稼ぐ」の落とし穴を知ってから、ちゃんと使い方が見えてきた。
意味・読み方
読み方:ぷらすすわっぷ
簡単に言うと:ポジションを翌日に持ち越したとき、口座にスワップポイントが加算(プラス)されること。
もう少し詳しく:プラススワップ(ポジティブスワップ)とは、FXでポジションを翌営業日に持ち越す(ロールオーバー)際に発生するスワップポイントが、受け取り側になる状態のことだ。
2国間の金利差が原因で発生し、高金利通貨を買い・低金利通貨を売るポジションを持ったとき、その金利差分のスワップが毎日口座に加算される。
スワップポイントの金額は業者・通貨ペア・ロット数によって異なる。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| ポジティブスワップ | 英語的な表現 |
| スワップ収入 | 受け取る側の場合の呼び方 |
| プラス金利 | 金利収入という観点での表現 |
プラススワップが発生する仕組み
FXは2つの通貨を交換する取引であり、ポジションを持つことはその通貨を「借りて・貸す」ことと本質的に同じだ。
たとえばドル円のロング(ドル買い円売り)の場合:
– ドルを持つ → 米国の金利を受け取る
– 円を売る → 日本の金利を支払う
– 米国金利>日本金利 → 差し引きでプラス → プラススワップ
逆にドル円のショート(ドル売り円買い)なら、日本の低金利を受け取ってドルの高金利を支払うため、マイナススワップになる。
プラススワップが狙える主な通貨ペア例
| 通貨ペア | 方向 | 理由 |
|---|---|---|
| USD/JPY | ロング | 米金利>日本金利 |
| AUD/JPY | ロング | 豪金利>日本金利 |
| NZD/JPY | ロング | NZ金利>日本金利 |
※各国の金融政策変更によってスワップの方向・金額は変化するため、最新の情報は業者のスワップ一覧で確認が必要。
プラススワップ狙いの注意点
スワップ収入は為替差損益と切り離せない。
1日あたり数十円のスワップ収入があっても、100pipsの逆行で数千〜数万円の含み損になる。
「スワップで稼ぐ」はロングポジションを長期保有する戦略で、その間の為替変動リスクをどう管理するかがセットで問われる。
よくある誤解・勘違い
「スワップがプラスだから、ずっと持っとけばプラスになる」と信じてドル円ロングを長期で放置してた時期がある。
スワップは毎日加算されてたけど、円高方向に動いて含み損が膨らんだ。
1ヶ月のスワップ収入より、2日で動いた為替差損の方が大きかった。
スワップは「長期で持つ理由のひとつ」にはなるけど、「持ってれば絶対プラスになる根拠」にはならない。
為替リスクを前提に考えないといけなかった。


