pipsとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「30pips抜いた」「10pipsでSL刈られた」——FXを始めると毎日のように出てくるこの単位、最初はよくわからなかった。
円で言ってくれたらわかるのに、って思ってた。
でも慣れてくると、通貨ペアを問わず「何pips動いたか」で会話できる便利さに気づく。
FXの共通言語みたいなものだ。
意味・読み方
読み方:ぴっぷす(ピップス)
簡単に言うと:FXで価格がどれだけ動いたかを示す最小単位のこと。
「何点動いた」という感じで使う。
もう少し詳しく:pips(Percentage In Point)は、為替レートの価格変動を表す最小単位だ。
通貨ペアによって定義が異なるが、一般的にドル円・ユーロドルなどの主要ペアでは小数点以下第4位(または第2位)の変動が1pipsにあたる。
スプレッドの幅、SLの距離、利確目標、損益の計算など、FXのあらゆる場面でこの単位が使われる。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| ピップス | 日本語読み |
| 点(てん) | スラング的な呼び方。「10点抜いた」など |
| 抜き | 「30抜き」のように使う口語表現 |
| ティック | 最小価格変動単位を指すこともあるが、pipsとは異なる概念 |
通貨ペア別のpipsの定義
| 通貨ペア | 1pipsの価格変動 | 例 |
|---|---|---|
| ドル円(USD/JPY) | 0.01円(小数点以下2位) | 155.00 → 155.01 = 1pips |
| ユーロドル(EUR/USD) | 0.0001ドル(小数点以下4位) | 1.0800 → 1.0801 = 1pips |
| ポンド円(GBP/JPY) | 0.01円(小数点以下2位) | 195.00 → 195.01 = 1pips |
| ユーロ円(EUR/JPY) | 0.01円(小数点以下2位) | 168.00 → 168.01 = 1pips |
円絡みのペアは小数点以下2位、それ以外のドルベースのペアは小数点以下4位が基本だ。
pipsを円・ドルに換算する
「1pips = いくら?」は、ロット(取引量)によって変わる。
ドル円の場合(1ロット = 10万通貨):
1pips(0.01円)× 10万通貨 = 1,000円
ユーロドルの場合(1ロット = 10万通貨):
1pips(0.0001ドル)× 10万通貨 = 10ドル
ミニロット(1万通貨)なら上記の1/10、マイクロロット(1,000通貨)なら1/100で計算できる。
pipsとポイントの違い
業者によっては「0.1pips」単位(5桁表示)を使うことがある。
この場合「1ポイント=0.1pips」と定義される。
表示桁数に注意して混乱しないようにしたい。
よくある誤解・勘違い
「ポンドドルで30pips取れたからドル円の30pipsと同じ利益」と思ってた。
ポンドドルで30pipsを1ロットで取っても、ドル円の30pipsを1ロットで取っても、円換算での利益は違う。
ポンドドルは1ロット・1pips=10ドルで固定だが、ドル円は1ロット・1pips=1,000円。
さらにドル円のポジションは1pipsあたりの円換算額がレートによっても変わる。
最初のうちはロットと通貨ペアの組み合わせで「1pips=いくら」を都度確認する習慣を持った方がいい。


