FXだけ見てても、なんで急に が動いたのか分からない時がある。
そういう時、実は株や金利、コモディティの動きとセットで見ると「あ、こういうことか」って繋がることがある。
それがインターマーケット分析。
意味・読み方
読み方:インターマーケットぶんせき
簡単に言うと:FXだけじゃなく、株価や金利、金(ゴールド)、原油などいろんな市場を一緒に見て、相場の流れを読む方法のこと。
もう少し詳しく:インターマーケット(Intermarket)は「市場間」という意味。
為替・株式・債券(金利)・コモディティ(金、原油など)はそれぞれ独立して動いているわけではなく、お互いに影響を与え合っている。
例えば、リスクオフ(リスク回避)の流れが強まると、株が売られて、安全資産とされる金や円が買われやすくなる、といった連動が見られることがある。
こうした市場間のつながりを意識して為替の動きを読もうとするのがインターマーケット分析。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 市場間分析 | 日本語での言い換え |
| アセットクラス間分析 | 株・債券・通貨・コモディティなど資産クラス同士の関係に注目する場合の表現 |
代表的な市場間の関係性
代表的によく言われる関係性をいくつか挙げると、
-
株価と為替:リスクオン(リスクを取りやすい雰囲気)の時は株高・高金利通貨買いになりやすく、リスクオフの時は株安・円やドルなどの安全資産買いになりやすい、という傾向がある
-
金利と為替:金利が上がりそうな国の通貨は、金利差を求めて買われやすくなる傾向がある
-
金(ゴールド)と為替:金は「有事の金」と呼ばれ、不安が強まる時に買われやすい。
ドルとは逆方向に動くことが多いとされる
-
原油と通貨:原油などの資源国の通貨(カナダドル、オーストラリアドルなど)は、原油価格の動きと連動することがある
ただし、これらの関係性は「いつも必ずそうなる」というものではなく、その時々の市場のテーマによって強弱が変わる点には注意が必要。
実際の使い方
デイトレードで毎回全部の市場をチェックするのは現実的ではないけど、大きな相場の転換点や、ニュースで「リスクオフ」「リスクオン」というワードが出てきた時には、株価指数や金の値動きをざっと確認するだけでも、為替の方向感を掴みやすくなることがある。
「為替だけ見ていて分からない時は、隣の市場を覗いてみる」くらいの感覚で取り入れるのがちょうどいい。


