同時線とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
始値と[終値](/fx-words/owarine/)がほぼ同じで、ローソク足の実体がほとんどない——それが同時線だ。
「買いと売りが均衡した」という読み方ができるパターンで、転換の予兆として意識されることが多い。
意味・読み方
読み方: ドウジセン
簡単に言うと:
始値と終値がほぼ同じ価格で[実体](/fx-words/jittai/)がほとんどないローソク足。
買いと売りの力が均衡していることを示す。
英語では「Doji(ドージ)」として世界でそのまま使われている。
もう少し詳しく:
完全に始値と終値が一致することは少なく、ほぼ同じであれば同時線と判断される。ヒゲの形によっていくつかの種類があり、上下に長いヒゲが出る「十字線」は特に有名だ。
単独では弱いシグナルだが、上昇トレンドの高値圏や下降トレンドの安値圏で出ると転換の予兆として注目される。
同時線の主な種類:
– 十字線 → 上下にほぼ同じ長さのヒゲ
– トンボ → 上ヒゲなし・下ヒゲだけ長い
– トウバ → 下ヒゲなし・上ヒゲだけ長い
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Doji(ドージ) | 英語での呼び方。世界でそのまま使われている |
| 十字線 | 上下に長いヒゲを持つ同時線の一種。最もよく知られた形 |
どんな場面で出てくる?
1. トレンドの転換予兆として
上昇トレンドが続いた後の高値圏で同時線が出ると「買いと売りが均衡し始めた」として転換の予兆として注目される。
次の足が陰線になれば転換の確認として使われることが多い。
**2. 重要指標発表直前**
雇用統計やFOMC発表前など、方向感が出づらい局面で同時線が出やすい。
「次の発表結果次第でどちらにも動ける」という市場の様子見を反映している。
重要な節目で同時線が出ると、そこで攻防が行われていることの視覚的な確認になる。
よくある誤解・勘違い
「同時線が出たら必ず転換する」は誤りだ
同時線は「均衡している」というサインであり、その後どちらに動くかは分からない。トレンドが強い局面では均衡の後にまたトレンド方向に動くことも多い。
同時線で経験したこと
高値圏で同時線を見て「転換だ」と売ったら、そのままさらに上昇した。
同時線は「止まるかもしれない」であって「止まる」ではない。
発表前の「方向感ない」同時線を見て入ったら、発表後に大きく動いてストップロスを飛ばされたこともある。
「十字線と同時線の違いが分からない」状態が意外と長く続いた。


