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チキン利確とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

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チキン利確とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

一言で言うならビビリだ。
含み益が出た途端に怖くなって早々に決済してしまい、その後相場が目標まで伸びていくのを画面の前で眺める——このパターンに名前がついている。

チキン利確だ。


意味・読み方

読み方: チキンリカク

簡単に言うと:

含み益が減るのが怖くて、当初の利確目標より早い段階で決済してしまうこと。

もう少し詳しく:

エントリー前に「ここまで伸びたら利確」と決めていたのに、少し含み益が出ると「もし戻ったら」「せっかく出た利益を失いたくない」という気持ちが先に来て早めに決済してしまう状態だ。

これはプロスペクト理論でも説明されていて、「損失の痛みは利益の喜びの約2倍」と言われている。

チキン利確は人間の心理として自然な反応でもある。

ただし毎回早めに利確しているとリスクリワード比が崩れて、長期的に資産が増えにくい構造になる。

「利食い1000人力」という言葉があるように確定させることには意味があるが、それが毎回計画より早いなら話は別だ。


別名・類似語・略称

表現 補足
早すぎる利確 説明的な言い方
日和った 口語での言い方。「また日和った」という使われ方をする
利食いが早い 似たニュアンスの言い方

混同注意:
利確 → チキン利確の上位概念。

計画通りの利確はチキン利確ではない


どんな場面で出てくる?

1. トレンド相場でエントリーしたとき

トレンドに乗って入ったのに、少し含み益が出ると「ここでいったん下げるかも」という不安が出やすい。トレンドフォロー含み益を粘り強く伸ばすことが本質なので、チキン利確との相性が特に悪い。

2. 大きな指標発表前

雇用統計FOMCなどのイベント前に「発表で逆に動いたら嫌だから」と早めに利確するケース。エントリー前の計画に「指標前に決済する」と書いてあればリスク管理で、そうでなければチキン利確だ。

3. 過去に含み益が消えた経験がある後

一度「持ち続けたら含み益含み損に変わった」という経験をすると、その後から早めに利確するようになりやすい。

この傾向に気づいたら、テイクプロフィットを事前に注文として入れてしまうか、決済補助のEAを使うことで改善できることが多い。


よくある誤解・勘違い

利確は正しい」——ただし毎回早いなら話は別だ

利確すること自体は正しい。

ただし毎回計画より早く利確していれば、損切りとの大きさが釣り合わなくなる。

年間の勝率が高いのに資産が増えていない——その原因を後から調べると、利確の平均値が損切りの平均値を大きく下回っていることがよくある。

チキン利確から気づいたこと

目標の半分も届かないところで利確した。

その後相場が目標まで到達するのを画面の前で眺めた。

「やっぱり持ってれば」と思った。

次のトレードでも同じことをやった。

テイクプロフィットを事前に注文として入れるようにしてから、チキン利確はかなり減った。

画面を見ながら決済するから迷う。

注文を入れてしまえば、あとは相場に任せるしかない。


関連用語

  • 利確 — チキン利確の上位概念。計画通りの利確を目指す
  • リスクリワード比 — チキン利確を繰り返すとこの数値が崩れる
  • テイクプロフィット — あらかじめ利確ラインを注文として入れることで、チキン利確を防ぐ手段にもなる
  • プロスペクト理論 — チキン利確が起きる心理的な背景を説明する理論
  • コツコツドカン — チキン利確が続くと損大利小のパターンに陥りやすい
  • 含み益 — チキン利確を引き起こすのはこれが減ることへの恐れ