全決済とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
複数のポジションを持っているとき、「とりあえず全部閉じよう」と判断することがある。
その操作のことを全決済と呼ぶ。
シンプルな言葉だけど、初心者のうちは画面のどのボタンを押せばいいのか分からなくて焦ることもある言葉だ。
意味・読み方
読み方:ぜんけっさい
簡単に言うと:今持っているポジションを、まとめて全部決済(クローズ)すること。
もう少し詳しく:全決済とは、保有している全てのポジションを一度に決済し、ポジションを完全にゼロの状態にする操作のこと。
複数のポジションを少しずつ決済する「部分決済」とは異なり、ボタン一つで全てのポジションをまとめて閉じる機能として、多くのFX会社の取引ツールに用意されている。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 全ポジション解消 | 同じ意味で使われる表現 |
| 一括決済 | ツールによってはこの表記の場合もある |
| ノーポジにする | 結果としてノーポジ(ポジションなし)になることを指す口語表現 |
どんな場面で使うか
全決済を使う場面として一番イメージしやすいのは、重要な経済指標の発表前だ。
「今夜はCPI発表で大きく動きそうだから、いったん全部決済してノーポジで見送ろう」というように、ポジションを抱えたままリスクの高い時間帯を過ごしたくないときに使われる。
また、複数の通貨ペアで同時にポジションを持っていて、それぞれが利益・損失の状態であっても、「今日はこれで終わりにする」と一気に手仕舞いたいときにも使う。
一つひとつ決済すると操作が煩雑になるため、全決済機能を使うことで、まとめて素早く清算できる。
注意点としては、全決済は「今持っている全てのポジション」が対象になるという点だ。
複数の通貨ペアを保有している場合、全決済を押すと、関係ない通貨ペアのポジションまで一緒に閉じてしまうことがある。
「ドル円だけ閉じたかったのに、ユーロドルまで閉じてしまった」というのは、初心者がやりがちな操作ミスの一つだ。
関連用語
- 部分決済
- 決済(エグジット)


