キャップMとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
意味・読み方
読み方:キャップエム
簡単に言うと:リスクに見合った期待リターンを計算するための資産価格モデルで、投資判断の理論的な基準の一つ。
もう少し詳しく:Capital Asset Pricing Model(資本資産価格モデル)の略称。
1960年代にシャープ・リントナーらが開発した。
「リスクフリーレートに市場リスクプレミアムを加えたものが、その資産の期待リターンになる」という考え方。
株式・債券の評価に広く使われるほか、為替関連ではリスクプレミアムの概念を通じて使われることがある。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| CAPM | 英語略称(Capital Asset Pricing Model) |
| 資本資産価格モデル | 日本語正式名称 |
| キャピタルアセットプライシングモデル | 英語の読み方 |
CAPMの計算式
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| E(Ri) | 資産iの期待リターン |
| Rf | リスクフリーレート(無リスク利子率。通常は短期国債利回り) |
| βi | 資産iのベータ(市場全体との感応度) |
| E(Rm) | 市場ポートフォリオの期待リターン |
| E(Rm)−Rf | 市場リスクプレミアム |
計算式:E(Ri) = Rf + βi × {E(Rm) − Rf}
ベータ(β)が1.0なら市場と同じ感応度、1.5なら市場が1%動いたときに1.5%動く資産、0.5なら0.5%しか動かない資産を意味する。
FXへの関連性
CAPMは株式分析の理論だが、FX市場では「リスクプレミアム」「フェアバリュー」の概念として間接的に使われる。
高リスク通貨(AUD・NZDなど)が高金利通貨でもある背景には、「リスクを取る対価として高い利回りが必要」というCAPM的思考が働いている。
また「公正価値(フェアバリュー)からの乖離」を判断する際の理論的基礎としても機能する。


