振り落としとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「抜けた!」と思って飛び乗ったら、すぐ戻された——その経験、一度や二度じゃないはずだ。
それが振り落としだ。
相場があなたのポジションを吐き出させてから、本来の方向に動く。
意地が悪い、と思うが、それが市場だ。
意味・読み方
読み方:ふりおとし
簡単に言うと:重要な価格帯を一時的に超えてすぐ戻り、後乗りトレーダーを損切りさせる動き
もう少し詳しく:レジスタンスやサポートなどの節目を一瞬だけ抜けたように見せて、ブレイクアウトを狙ったトレーダーを引き込んでから反転する相場の動き。
ダマシ・フォールスブレイクとほぼ同義。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| [ | ダマシ |
| [ | フォールスブレイク |
| ストップ狩り | 損切り注文を意図的に刈る動きを指す場合に使う |
| シェイクアウト | 英語でshakeout。まさに「振り落とす」の直訳 |
どんな場面で起きるか
振り落としが起きやすいのは、「みんなが意識している価格帯」だ。
直近高値・安値、節目の整数値、長期移動平均線付近——これらは多くのトレーダーが「ここを抜けたら乗る」「ここで損切りする」という注文を集中させている場所でもある。
価格がその付近に来ると、ストップロスや指値が連鎖的に刈られ、一瞬だけ「抜けた」ように見える。
しかしそれを消化した後、価格は元の方向に戻る——あるいは逆方向に向かう。
振り落としを見極めるヒント
完全に事前に見抜くことはできないが、いくつかの特徴がある。
- 抜けた後の足が「長いヒゲ」または「坊主」で戻る
- 出来高(ボリューム)が急増するが持続しない
- 抜けた価格帯に長く滞在せず、すぐ戻る
- 上位足のトレンド方向と逆の抜けが起きる
よくある誤解・勘違い
「ブレイクアウトしたから乗ろう」という判断でやられたことが何度あるか分からない。
高値を抜けた瞬間に「これはブレイクや」と飛び乗って、数分後に戻されて損切り——というパターンを繰り返した時期がある。
問題は「確定してから入ってるつもり」だったのに、その「確定」が振り落としの瞬間だったこと。
足の確定を待つだけでは防ぎきれない。
「なぜここでブレイクするのか」という根拠と、「抜けた後に継続するか」の確認が必要だ。
ブレイク直後に入るのではなく、一度戻してから再び抜けるのを待つ手法(プルバックエントリー)の方が、振り落としを回避しやすい。


