ダマシとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「ブレイクした!」と飛び乗ったら一瞬で逆行して爆損——FXをやってると必ず一度はこれを食らう。
それがダマシだ。
知ってるつもりで全然防げない、FX界屈指の嫌らしい現象を解剖する。
意味・読み方
読み方:だまし
簡単に言うと:「抜けたと思ったら戻ってきた」現象。
もう少し詳しく:価格がサポートラインやレジスタンスライン、あるいはチャートパターンの境界を一時的に突破しておきながら、すぐに元の価格帯に戻ってしまうこと。
ブレイクが「本物」ではなかった状態を指す。
トレーダーがエントリーしたタイミングで逆方向に価格が動くため、損失を被りやすい。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| フォールスブレイク | False Break。英語での正式な呼び方 |
| だまし | ひらがな表記。意味は同じ |
| フェイクアウト | Fakeout。同義語として使われることが多い |
| ブレイク失敗 | ニュアンスは似ているが、ダマシほど意図的なイメージはない |
ダマシが起きる場所と仕組み
ダマシが頻発する場所はある程度決まっている。
発生しやすいポイント
- レジスタンスライン・サポートラインの際
- トライアングルやフラッグなどのチャートパターンのブレイクポイント
- 節目となるキリ番(100円・150円など)
- 高値・安値の更新タイミング
仕組みとしては、「多くのトレーダーが注文を置いている場所」が狙われる。
レジスタンスを抜けたら買う、という注文が集まっているところでいったん上に抜けてその注文を巻き込んだあと、価格が反転する。
機関投資家や大口勢が流動性を確保するために意図的に行うケースもあると言われており、「スクイーズ(bb-squeeze)」と組み合わさって発生することも多い。
ダマシを見分けるヒント
100%の正解はないが、ダマシを疑うシグナルはある。
ダマシの可能性が上がる条件
- ブレイク後の勢いが弱い(出来高・ボラが小さい)
- ブレイクした足がピンバーやハラミ線など反転示唆のローソク足
- 上位足のトレンドと逆方向のブレイク
- 複数回テストされた後のブレイク(節目が強い分、ダマシも多い)
ブレイクの「確定待ち」——つまり足が確定してからエントリーする手法は、ダマシへの対策として定番だが、それでも完全には防げない。
よくある誤解・勘違い
「ダマシは避けられる」と思っていた時期が私にもあった。
ある日、ドル円のレジスタンスを明確に上抜けたのを見て迷わずロング。
「今回は本物だ」と確信してたのに、次の足で見事に反落。
ストップを刈られてからするすると元の価格帯に戻っていった。
あとで気づいたのは、ブレイクした足が異常に長い陽線で、上位足(週足)ではまだ明確なレジスタンスの手前だったということ。
下位足だけ見てたら「ブレイク」に見えたが、上位足目線では「まだ抵抗帯の中」だった。
ダマシは「避けるもの」ではなく「食らったときの損失を小さくするもの」だと今は思っている。
エントリーの精度より、ロスカット位置の設計の話だ。
関連用語
- フォールスブレイク
- 振り落とし


