損切りとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
FXで生き残るための最重要スキルと言われながら、最も実行が難しいのがこれだ。
知っている人は多いが、できている人は少ない——それが損切りの現実だ。
意味・読み方
読み方: ソンギリ
簡単に言うと:
含み損が出ているポジションを決済して、損失をそれ以上広げないようにする行為。
もう少し詳しく:
エントリー後に相場が想定と逆方向へ動いたとき、損失が小さいうちにポジションを手放すことを損切りという。
「損を切る」という言葉通り、自分の判断ミスを認めて先に進む決断だ。
損切りを先送りにすると含み損が膨らみ、最終的にロスカットという強制終了を迎えることになる。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| カット | 「カットする」「カットした」とよく使われる短縮形 |
| SL(ストップロス) | 注文の設定として損切りラインを事前に仕込んでおく機能のこと |
| 撤退 | 「撤退した」という使い方で損切りと同義で使われることがある |
混同注意:
– ロスカット → 業者が強制的に決済すること。
自分で決断する損切りとは別物だが混同されやすい
どんな場面で出てくる?
1. シナリオが崩れたとき
エントリー前に「ここを抜けたらシナリオが崩れる」というラインを決めておき、そこにレートが到達したら損切りする——これが損切りの正しい使い方だ。
2. ストップロス注文として
MT4・MT5などでは、エントリーと同時に損切りラインを注文として入れておける。
これを設定しないでポジションを持つのは、シートベルトなしで高速道路を走るようなものだ。
3. SNSで「切った」報告
「ドル円切った」「損切りした」という投稿はX(旧Twitter)のトレーダーコミュニティでよく見かける。
損切り後に相場が戻ってきたときの「やっぱり持ってれば…」という後悔投稿とセットになっていることが多い。
よくある誤解・勘違い
「損切り=負け」ではない
損切りはトレードの一部であり、リスク管理の実行だ。
損切りしないままロスカットされることの方が、はるかに問題が大きい。
「もう少し待てば戻る」の罠
損切りを躊躇う理由として最もよく使われるセリフがこれだ。
「戻るかもしれない」は常に正しい——相場はいつか必ず動くから。
ただし、戻るまでの間に証拠金維持率が限界を超えればロスカットされる。
戻りを見届ける前に強制終了だ。
損切りで経験したこと
「ナンピンすれば戻ったときに取り返せる」とポジションを増やした。含み損がさらに膨らんで精神的に追い詰められた。
最終的にロスカットされた。
「最初に損切りしておけば…」と後悔した。
そして次も同じことをやった。
人間とは学習しない生き物である。


