アッパーバンドとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
ボリンジャーバンドや移動平均線を表示すると、価格を取り囲むように上下に線が引かれる。
その上側の線がアッパーバンドだ。
シンプルな線だけど、「なぜ上に膨らんだり縮んだりするのか」を知ると、見え方が変わってくる。
意味・読み方
読み方:あっぱーばんど
簡単に言うと:価格の上の方に表示される、バンド系インジケーターの「上側の線」のこと。
もう少し詳しく:アッパーバンドとは、ボリンジャーバンドやエンベロープといった「バンド系」のインジケーターにおいて、中心となる移動平均線の上側に表示される線のこと。
価格の変動の大きさ(ボラティリティ)に応じて、中心線からの距離が変化する。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 上限バンド | 内容を表した言い方 |
| +2σライン | ボリンジャーバンドの標準偏差2の線を指す場合の表現 |
| アウターバンド(上側) | バンドの外側という位置づけを示す表現 |
計算式・パラメータ
| 構成要素 | 内容 |
|---|---|
| 中心線 | 移動平均線(SMAなど) |
| アッパーバンド | 中心線 + (標準偏差 × 係数) |
| 係数 | 通常は1〜3(ボリンジャーバンドでは2が標準的) |
アッパーバンドが「中心線からの距離が一定ではなく、変動する」という仕組みになっているのには理由がある。
もし中心線から常に一定の距離(例えば常に+50pips)にバンドを引いてしまうと、相場が穏やかな時期(値動きが小さい時期)には、バンドの幅が実際の値動きに対して広すぎることになり、逆に相場が荒い時期(値動きが大きい時期)には、バンドの幅が狭すぎて、すぐに価格がバンドを突き抜けてしまう。
標準偏差という、その時々の値動きのばらつき具合を反映する数値を使うことで、相場が穏やかなときはバンドの幅が狭くなり、相場が荒れているときはバンドの幅が自動的に広がるという、相場の状況に応じて伸び縮みする仕組みが実現されている。
アッパーバンドという線は、固定された「上限の壁」ではなく、「今の相場の状況からすると、これくらいまでは動く可能性がある」という、相対的な目安として設計されていると考えると理解しやすい。
実践での使い方
アッパーバンドの使い方として、よく語られるのが「逆張り」と「順張り」の2つの視点だ。
逆張り的な見方では、価格がアッパーバンドにタッチ、または超えたタイミングを「行き過ぎ」と判断し、反転を期待してショートを検討する。
一方、順張り的な見方では、価格がアッパーバンドに沿って何度もタッチしながら上昇していく状態を「強いトレンドが発生している」と判断し、ロングの継続を支持する材料として使う。
この2つは正反対の見方だが、どちらが正しいというわけではなく、「相場が今、どのフェーズにあるか」によって、アッパーバンドの意味合いが変わってくる、ということを理解しておく必要がある。
レンジ相場ではアッパーバンドが反発ポイントとして機能しやすく、トレンド相場ではアッパーバンドに沿って価格が走っていきやすい、という傾向がある。
関連用語
(特になし)


