高値切り下げとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
上昇トレンドのときに「高値切り上げ」という言葉を使うなら、その反対側にあるのが「高値切り下げ」です。
山がどんどん低くなっていく、つまり買い方の勢いがじわじわ弱くなっているサインです。
意味・読み方
読み方:たかねきりさげ
簡単に言うと:チャートの山(高値)が、前の山よりも低い位置で形成されていくこと
もう少し詳しく:価格が上下しながら全体としては下に進んでいくとき、その過程でできる山(スイングハイ)が、直前の山よりも低い位置にできることを「高値切り下げ」と呼びます。
これが連続して起こっている状態は、下降トレンドの基本的な特徴の一つです。
英語では「Lower High(ロワーハイ)」と呼ばれ、頭文字をとって「LH」と表記されることもあります。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| LH | Lower Highの略。チャート分析でよく使われる表記 |
| ロワーハイ | LHの英語読み |
| 高値切り上げ(対義語) | 上昇トレンドの特徴で、高値切り下げの反対の状態 |
使い方
高値切り下げは、安値切り下げ(LL: Lower Low)とセットで確認することで、下降トレンドの判断に使われます。
例えば、これまで上昇トレンドが続いていた相場で、ある山が前回の高値を超えられずに、それより低い位置で下落に転じたとします。
これが「高値切り下げ」が初めて発生した状態です。
さらにその後、安値の方も前回の安値を下回って下落するなら、「高値も安値も切り下がっている」状態となり、下降トレンドへの転換が意識されやすくなります。
実践的には、それまで続いていた高値切り上げが途切れて、初めて高値切り下げが発生したタイミングを、トレンド転換の「最初のサイン」として注目する、という使い方がよくされます。
よくある誤解・勘違い
「高値切り下げが1回出ただけで、もうトレンドが反転した」と思い込んでしまったのが、私の苦い経験です。
長い上昇トレンドが続いていた相場で、ある山が前回の高値をわずかに下回りました。
「高値切り下げが出た、トレンド転換だ」と判断して売りでエントリーしたんですが、その後すぐに価格は再び上昇し、私が「切り下げた」と思っていた高値をあっさり超えていきました。
1回の高値切り下げは、トレンド転換の「可能性」を示すものであって、「確定」ではありません。
長く続いていた上昇トレンドの中で、たまたま一度だけ前回の高値に届かなかった、というだけのケースも普通にあります。
安値の動きや、その後の値動き全体を含めて確認しないと、1回のパーツだけで全体を判断するのは早すぎる、ということを思い知らされました。
関連用語
- 安値切り下げ
- 高値切り上げ
- スイングハイ
- 下降トレンド


