バランスドプライスレンジとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
二つのFVGが重なる価格帯——ICTの概念の中でも、精度が高いとされるゾーンの一つ。
構造を理解すると、なぜ重要視されるかがわかる。
意味・読み方
読み方: バランスドプライスレンジ
簡単に言うと:
二つの「フェアバリューギャップ(FVG)」が重なり合っている価格帯のこと。
均衡価格帯とも呼ばれる。
もう少し詳しく:
バランスドプライスレンジ(BPR:Balanced Price Range)は、ICT(Inner Circle Trader)の概念に由来するテクニカル用語。
上昇方向のFVGと下降方向のFVGが同じ価格帯で重なったとき、その重複部分をBPRと呼ぶ。
価格が一度下落してFVGを埋め、再び上昇する(またはその逆)という動きの中で、二つのFVGが重なる領域は「両方向の注文が集まりやすい均衡点」として機能しやすいとされる。
フェアバリューギャップとオーダーブロックと組み合わせて使われることが多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| BPR | 略称。チャートツールやトレーダー間ではこちらが主流 |
| 均衡価格帯 | 日本語訳。価格の均衡(バランス)が保たれやすい帯域という意味 |
| ダブルFVG | 二つのFVGが重なっているという視点からの呼び方 |
BPRが形成される仕組み
BPRは以下のような動きの中で形成される:
- 価格が下落し、その過程で「下降FVG」が形成される
- 価格が反発・上昇し、その過程で「上昇FVG」が形成される
- 下降FVGと上昇FVGの「重なり合う部分」がBPR
実践での使い方
反発の根拠として使う
BPRは価格が再び戻ってきたときに反発しやすいゾーンとして認識される。
オーダーブロックやスウィングポイントと重なる場合は、さらに信頼性が高まると判断される。
ストップの目安として使う
BPRの範囲を「このゾーンを外れたらシナリオが崩れた」という損切りの基準として使うこともできる。
単体ではなくコンテキストとセットで使う
BPRはあくまで「注目価格帯」であり、それ単体ではエントリー根拠にならない。
上位足のバイアスや、価格が何のために戻ってきているかという文脈(コンテキスト)とセットで判断する。
よくある誤解・勘違い
「BPRに触れたら必ず反転する」
ICTの概念全般に言えることだが、ゾーンは「機能する可能性がある場所」であって「必ず機能する場所」ではない。
BPRに届いたら自動的に入るのではなく、価格がそのゾーンでどう反応するかを確認してからエントリーする、というプロセスが必要。
自分がBPRを使い始めたころ、ゾーンに近づいただけで飛び込んで何度も損切りになった。
価格の反応を「待つ」という姿勢が足りなかった。
確認してから入ると取れる値幅は減るが、ダマシに引っかかる頻度も減る。
関連用語
- フェアバリューギャップ(FVG) ― BPRの構成要素となるギャップの概念
- オーダーブロック ― BPRと組み合わせて使われることが多いICT概念


