を見ていて、上の値動きの天井がどんどん下がってきて、下の値動きの底はどんどん上がってきて、左右対称に「すぼまっていく」形を見たことありませんか?それが「対称三角形」です。
買い方と売り方が、お互いに譲らずグイグイ詰め寄っていく、そんなイメージです。
意味・読み方
読み方:たいしょうさんかくけい
簡単に言うと:高値はどんどん下がり、安値はどんどん上がって、価格の動く範囲が左右対称に狭くなっていくチャートの形
もう少し詳しく:直近の高値を結んだ線が右肩下がり、直近の安値を結んだ線が右肩上がりになり、この2本の線が三角形のように収束していく形を「対称三角形」と呼びます。
買いの勢力と売りの勢力が拮抗しながら、値動きの幅(値幅)がだんだん小さくなっていく状態で、最終的にはどちらかの方向にブレイク(線を突き抜けること)することが多いとされています。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Symmetrical Triangle | 英語での正式な呼び方 |
| シンメトリカルトライアングル | 英語表記をそのままカタカナにした言い方 |
| 三角保ち合い | 三角形のパターン全体をまとめて指す表現の一つ |
上昇三角形・下降三角形との違い
三角形のパターンには、対称三角形以外にも上昇三角形・下降三角形があります。
| パターン | 上側の線 | 下側の線 |
|---|---|---|
| 対称三角形 | 右肩下がり | 右肩上がり |
| 上昇三角形 | ほぼ水平 | 右肩上がり |
| 下降三角形 | 右肩下がり | ほぼ水平 |
対称三角形が他の2つと違うのは、「上下どちらに抜けるか、形だけでは方向の手がかりが少ない」という点です。
上昇三角形は上方向への抜けが、下降三角形は下方向への抜けが、それぞれ比較的多いと言われますが、対称三角形は「どちらに抜けてもおかしくない」中立的な形として扱われます。
よくある誤解・勘違い
「三角形ができたら、絶対どちらかにブレイクする」と思い込んで、ブレイク前から先回りでポジションを取ってしまったのが、私の失敗談です。
対称三角形がきれいに形成されているのを見て、「もうすぐ抜ける」と確信し、上方向にブレイクすることを期待して早めに買いを入れました。
ところが価格は三角形の中でしばらくウロウロし続け、私のポジションは身動きが取れないまま時間だけが過ぎていきました。
結局、損切りラインに触れる直前で諦めて手放した直後に、今度は逆方向に大きくブレイクしていったんです。
対称三角形は「いつブレイクするか」までは保証してくれません。
三角形の形が見えた時点でフライングするのではなく、実際に線を突き抜けて、その方向に値動きが確定するのを待つ。
この「待つ」という部分を私はすっかり飛ばしてしまっていました。


