ステップMAとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
普通の移動平均線は、なめらかな曲線として表示されますが、まるで階段のように、一定の間隔でカクカクと値が変わるタイプの移動平均線を見たことはありますか?それが、ステップMAです。
意味・読み方
読み方:すてっぷえむえー
簡単に言うと:通常の移動平均線とは違い、一定のステップ(段階)ごとに値が変わる、階段状の移動平均線のことです。
もう少し詳しく:ステップMAとは、価格の変化に対して、移動平均線の値が、なめらかに連続して変化するのではなく、ある程度の幅(ステップ)を超えたときにだけ、値が変化する(更新される)ように設計された移動平均線のことを指します。
これにより、チャート上では、線が階段状に見える表示になります。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Step MA | 英語表記 |
計算式
| 名称 | 考え方 |
|---|---|
| ステップMA | 通常の移動平均線をベースに、一定のステップ幅(値幅)を設定し、価格(または移動平均線の値)がそのステップ幅を超えて変化した場合にのみ、表示されるラインの値を更新する |
なぜ「階段状」にするのか
通常の移動平均線は、価格が少し動くだけでも、その値が常に変化し続けます。
これにより、特に短い期間の移動平均線では、線自体が細かく上下に動き、ノイズのように見えてしまうことがあります。
ステップMAは、「ある程度の値幅を超えて動いたときにだけ、ラインの値を更新する」という設計にすることで、細かい値動きによる線の振れを抑え、「線が動いたとき=ある程度まとまった値動きがあったとき」という、よりシンプルなサインとして使えるようにしようとしている、と考えられます。
線が水平になっている間は「価格がまだ大きく動いていない」、線が次のステップに移動したときは「価格が一定以上動いた」という、視覚的に分かりやすい区切りを作る、という設計意図が感じられます。
実践での使い方
ステップMAは、線が次のステップへ移動するタイミングを、「ある程度の値動きが確認された」というサインとして捉える使い方があります。
通常の移動平均線のクロス(ゴールデンクロス・デッドクロスなど)に比べて、サインの発生頻度が少なくなる分、ノイズに振り回されにくいという特徴があります。
一方で、ラインが次のステップに移動するタイミングは、通常の移動平均線の変化よりも遅れることがあるため、エントリーのタイミングとしては、やや遅れて反応する点を理解しておく必要があります。
関連用語
- 移動平均線
- アダプティブ移動平均線


