プルバックエントリーとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

テクニカル用語

「 が出てるのに飛び乗れない」——そういうとき、価格が一度引いてきてからエントリーする方法がある。

プルバックエントリーだ。

追いかけて入るより、待って入る。

この違いが損益分岐点に大きく影響する。


意味・読み方

読み方:プルバックエントリー(戻りでのエントリー)

簡単に言うと: トレンド方向に動いた後、一時的に逆方向に戻ってきたタイミングでエントリーすること。

もう少し詳しく: トレンドフォロー手法の代表的なエントリー手法の一つ。

価格がトレンド方向に動き始めた直後に飛び乗るのではなく、一度押し目(上昇トレンドなら一時的な下落)や戻り(下降トレンドなら一時的な上昇)をつけたタイミングを待ってエントリーする。

リスクリワードが改善されやすく、損切り幅を小さく設定しやすい。


別名・類似語・略称

表現 補足
押し目エントリー 上昇トレンドでの戻りを「押し目」と呼ぶ文脈
戻りエントリー 下降トレンドでの反発を「戻り」と呼ぶ文脈
リトレースエントリー Retracement(一時的な逆行)からの言い方
リテストエントリー ブレイク後に価格が節目を再度テストする動きを待つ形

エントリーの流れ

上昇トレンドでのプルバックエントリー例


①上昇トレンドを確認(パーフェクトオーダー・高値切り上げなど)

    ↓

②価格が短期MAまたはサポートゾーンに下落(プルバック)

    ↓

③ローソク足で反転シグナルを確認(ピンバー・陽線包みなど)

    ↓

④買いエントリー

    ↓

⑤損切りはプルバックの安値の少し下に設定

プルバックエントリー(上昇トレンド)

MA

プルバック①

買いエントリー

プルバック②

買いエントリー

プルバック③

ポイント:MAや押し目ゾーンに戻ってきたタイミングで買いを狙う

損切り:プルバック安値の少し下 / 利確:直近高値・次の節目


どこまで戻ったらエントリーするか

プルバックの深さの目安として、フィボナッチリトレースメントがよく使われる。

  • 38.2%戻し: 浅いプルバック。

    トレンドが強い場合に多い

  • 50%戻し: 最もよく使われる目安

  • 61.8%戻し: 深いプルバック。

    ここを超えると転換を疑い始める

61.8%を大きく超えてくると「プルバックではなくトレンド転換の可能性」として警戒する。


よくある誤解・勘違い

「プルバックを待つ」と決めていたのに、価格がどんどん上がっていくのを見て「戻りを待てずに追いかけてしまった」——これを何度繰り返したかわからない。

プルバックが来ない相場もある。

強いトレンド中は浅い戻しでまた上がるので、「十分に戻ってくるはず」と思って待ち続けると、エントリーできないまま終わることもある。

「プルバックを待つが、来なかったらその相場は諦める」というルールを持っておくことが大事だった。

エントリーできなくてもいい、という心理的余裕がプルバック待ちには必要だ。


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