戻りとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
下降トレンドの中で、一時的に上がる場面がある。
あれが「戻り」で、そこを売るのが「戻り売り」。
上昇トレンドの中の一時的な下落(押し目)と対になる概念だ。
「戻りを待つ」という言葉を覚えてから、焦って追いかけるエントリーが減った。
意味・読み方
読み方:もどり
簡単に言うと:下落トレンドの途中で一時的に価格が上昇すること。
「戻り売り」の起点になる。
もう少し詳しく:戻り(リバウンド / 戻り)とは、下降トレンドの中で一時的に価格が上昇する動きを指す。
トレンドは一方向に連続して動き続けるわけではなく、必ず「推進波(インプルス波)」と「反対方向への一時的な動き(調整波)」を繰り返す。
下降トレンドの中での調整波の上昇が「戻り」で、そこで売りを狙う手法が「戻り売り」だ。
上昇トレンド中の調整波は「押し目」と呼ばれ、対になる概念だ。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 戻り売り | 戻りを活用したトレード手法 |
| リバウンド | 価格が跳ね返る動き全般。戻りと同義で使われる |
| コレクション | 調整波の英語表現。戻りを含む概念 |
| リトレースメント | 主要な動きに対して一定割合戻る動き(フィボナッチと組み合わせることが多い) |
戻りの深さと判断の目安
戻りはどこまで上がるかが問題だ。
浅すぎると「戻りとは言えない小さな揺れ」、深すぎると「トレンドが転換した可能性がある」という判断になる。
よく使われる目安:
| ツール | 戻りの目安 |
|---|---|
| フィボナッチリトレースメント | 38.2%・50%・61.8%水準 |
| 移動平均線 | 短期・中期MAへの接触 |
| 直前のスイングポイント | 前回の小波の高値・安値 |
戻り売りのエントリー
戻り売りの基本は「上位足が下降構造・下位足の戻りが上位足の節目に達したとき」に売りを仕掛けること。
具体的な手順:
1. 上位足(日足・4時間足)で下降トレンドを確認
2. 戻りがレジスタンスゾーン(前回安値→水平線・移動平均線など)に到達するのを待つ
3. 下位足で売りのローソク足パターン(トンカチ・陰の包み線など)が出たらエントリー
4. 直近の戻り高値の上にSLを設置
押し目との比較
| 概念 | 相場方向 | 一時的な動き | トレード手法 |
|---|---|---|---|
| 押し目 | 上昇トレンド | 一時的な下落 | 押し目買い |
| 戻り | 下降トレンド | 一時的な上昇 | 戻り売り |
よくある誤解・勘違い
「戻りで売ったら反転してそのまま上昇した」という経験が何度もある。
戻り売りをするとき、上位足のトレンドを確認せずに「下がってきた→反発してる→売り」とだけ判断してた。
それが実は上位足では上昇トレンド中の押し目だったことがあった。
「戻り」と「押し目」は見た目が同じでも意味が逆で、何のトレンドの中での動きかという文脈が重要だった。


