マージンコールとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「マージンコールが来た」と言うと、それだけで何があったか伝わる。
証拠金が危険水準まで減ったというアラートで、ロスカットの一歩手前。
「お金を追加するか、ポジションを切るか」という選択を迫られる瞬間だ。
一度経験すると、リスク管理の重要性が身体でわかる。
意味・読み方
読み方:まーじんこーる
簡単に言うと:含み損が膨らんで証拠金が危険水準になったときに業者から来る警告のこと。
もう少し詳しく:マージンコール(Margin Call / 追証警告)とは、保有ポジションの含み損によって有効証拠金が一定水準を下回ったときに、FX業者から「証拠金が不足しています」という警告が出ることだ。
業者によって仕組みは異なるが、一般的にはマージンコールの後にさらに証拠金維持率が低下するとロスカット(強制決済)が執行される。
国内業者では追証(追加証拠金の差し入れ)が発生することもある。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 追証警告 | 日本語での呼び方。追加証拠金を要求する警告 |
| Margin Call | 英語表記 |
| 追証 | マージンコールの結果として追加証拠金を要求されること |
マージンコールが起きる仕組み
証拠金維持率(%)= 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
含み損が増えるほど有効証拠金が減り、証拠金維持率が低下する。
各業者でマージンコールとロスカットの水準が決まっており、たとえば以下のような設定が一般的だ。
| 水準 | 目安 | 内容 |
|---|---|---|
| マージンコール | 100〜120% | 警告メール・画面通知が来る |
| ロスカット | 20〜50% | 強制的にポジションが決済される |
マージンコールを受けたらどうするか
①追加証拠金を入金する:含み損に耐えられると判断して資金を追加する。
ただし「お祈りトレード」の延長になりやすく、損失がさらに膨らむリスクがある。
②ポジションを一部または全部決済する:損失を確定させて証拠金維持率を回復させる。
精神的には辛いが、これが最も合理的な判断であることが多い。
③何もしない:そのままロスカットを待つ。
最も良くない選択で、ロスカットは最悪の価格で執行される可能性がある。
マージンコールにならないために
SLを必ず設定する:含み損がマージンコール水準まで膨らまないよう、ポジション保有前にSLを設置する。
証拠金維持率に余裕を持つ:常に500%以上を維持するなど、余裕のある資金管理を徹底する。
過剰なレバレッジをかけない:実効レバレッジを低く保つことで、含み損に対する耐性が上がる。
よくある誤解・勘違い
「マージンコールが来ても追証を入れれば助かる」と信じて資金を追加した経験がある。
マージンコールの時点でSLを超えて大きく逆行している状態で、「ここで追証を入れれば戻るかもしれない」という希望的観測で資金を追加した。
その後さらに逆行してロスカットされ、追加した資金も全部溶かした。
マージンコールが来た時点で、すでにトレードの前提が崩れていることが多い。
追証は「損失の先送り」になるリスクを理解してから判断しないといけなかった。


