逆イールドとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
意味・読み方
読み方:ぎゃくイールド
簡単に言うと:通常は長期金利>短期金利のはずが逆転し、短期金利が長期金利を上回っている状態のこと。
もう少し詳しく:イールドカーブ(利回り曲線)が逆転した状態で、「逆イールドカーブ(Inverted Yield Curve)」とも呼ぶ。
特に米国の2年債利回りが10年債利回りを上回ったとき、過去に景気後退(リセッション)が相次いで発生してきた歴史的なパターンがあることから、景気後退の先行指標として金融市場で高く注目される。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Inverted Yield Curve | 英語正式名称 |
| 利回り曲線の逆転 | 日本語での説明的表現 |
| 2年・10年逆転 | 特に注目される組み合わせを示す表現 |
| フラットニング→インバージョン | 逆転が起きるプロセスの表現 |
なぜ逆イールドが起きるのか
通常、長期金利は「将来への不確実性のプレミアム」として短期より高い。
逆イールドが起きるのは以下のような状況だ。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 中央銀行の急速な利上げ | 政策金利(短期)が急上昇 |
| 将来の景気後退懸念 | 長期金利が下落(債券買い・利下げ期待) |
| 安全資産への逃避 | 長期国債が買われ利回りが低下 |
逆イールドと景気後退の関係
米国では2年・10年国債の逆転が1980年以降のすべての景気後退前に発生しているとされる(ただしラグは数か月〜2年と不定)。
| 逆転後の動き | 内容 |
|---|---|
| 逆転解消(スティープ化) | 景気後退が近づいているサインとも言われる |
| 実際の景気後退 | 逆転から6〜24か月後に発生することが多い |
FX相場への影響
| 状況 | 通貨への影響 |
|---|---|
| 逆イールド深化 | 景気後退懸念→リスクオフ→円・フラン高 |
| 逆転解消(急スティープ化) | 景気後退が迫っているサイン→不確実性高まる |
| 逆イールドの修復(正常化) | 利下げ期待→ドル安になりやすい |


